長野博担になったということ
2015年まだ始まって3ヶ月弱しか経っておりませんが、私にとっては既にかけがえのない一年となりました。
この度、ワタクシにわかあめは長野さんの名前でぶいしっくすのファンクラブに入会いたしました。
今までの経験上私がこのアイドル事務所最大手に所属するグループのファンクラブに入るという選択肢は人生の中でほぼゼロに等しいものだと思っており、実際去年の夏あたりまでそうでした。
というのも、そもそも私の事務所タレントさんに対する関心と興味そのものについては今に始まったものではなく、昔からドラマ・バラエティ・音楽好きが高じてスマップ、Jフレ、嵐、関ジャニ、KAT-TUNの皆さんに関しては茶の間で気楽に追っかけていました。
特に嵐さん。02年にたまたま観たCの嵐で可愛い顔をした男の子達(※自分より超年上)が困り顔でクレーム対応している画期的な絵面を見てから興味を持ち出し、03年の暮れか04年の頭にふとした機会に見せてもらった『How's it going?』サマコンの映像でso-so-soという楽曲を伸びやかに歌い、かつキレッキレに踊る大野さんの普段のバラエティでの様子とのギャップに落ちてからは、嵐さんの音楽CDやコンサートDVDはもちろん、大野さんの特にJr時代見たさに当時はまだそんなに価格が高騰していなかったPZやきょーときょーのビデオとかも可能な範囲で探したりしていました。*1
でも、私はそれで満足してたんです。
たしかに舞台やコンサートも魅力的だし、願わくば現場に足を運んでみたいなぁという気持ちは全くなかったといえば嘘ですが、比較的5人一グループとしてのメディア露出度が高かったこと、映像メディア作品への進出が増えたこと、シングルやアルバムの発信が短期スパンで行われていたこと、等があり、それだけを嗜むだけでもだいぶエネルギーを消費しました。
あとなにより私未成年だったから。趣味に対する金銭的自由が効かないというのが大きかった。
まぁあと細々とした内心の葛藤ってのはあったんですけど、こういった理由が相まって私の中にジャニーズのファンクラブに入るという選択肢自体存在していなかったんです。
去年の夏にON THE TOWNを見に行くまでは。
そもそもいつから私は嵐でなくぶいさんにシフトしたのか。
大きなきっかけとしてあるのはやはり大学の後輩*2に見せてもらったSHBコンのDVDです。前提として私はティガどんぴしゃ世代だし、ぶいさんの楽曲や番組は以前からちょいちょい注目してたし、メンバーによっては映像よりむしろ舞台のお仕事が多いということは知っていたということがあります。特にぶいさんは嵐直接の先輩ということもあって、嵐さんのお仕事でもちょいちょいぶいさんが話題として出てきたりしたのもあって、もともと親しみはありました。ニコ動ユーザーだから例の修学旅行動画のトレスが流行ってたのも知ってたし。*3
07-08あたりのアジアツアー→凱旋コンを境に嵐さんの人気が「じわじわ」という程度から一気に沸点に達したことから、私は嵐さんの10周年を茶の間からお祝いしてから正直一方的な完全燃焼感を感じていました。
そのあとさらにプライベートで高校卒業→帰国→大学受験が待ち受けていたのでそもそも趣味を増やすとかあまり考えられなかったのがあります。
こんなだらだら書いてまだ長野さんのなの字どころか、ぶいさんのぶの字にもろくに触れられてないという。
そんなこんなでようやく出会ったSHB。
一言でいうと「感動した」。
今までちゃんとコンサート(映像)を見たことあるのが嵐、関ジャニ、KAT-TUNだったこともあり、私の中のジャニーズアイドルのコンサートのイメージというのは「キラキラ笑顔を振りまき、歌とダンスとMCトークあるいはミニコントでお客さんに総合エンターテインメント性の高いステージをお届けする場所で、お客さんを巻き込んで一緒に楽しむ場所」でした。
ぶいさんだってもちろんそれらの要素はあります。でもなんだろ、それ以上にアーティストぽかったというか、お客様を巻き込む以前にまず魅せて、そこから徐々に引き込む要素が強いなと思ったのです。
MCは面白い。ファンサもしっかりやる。でもそれ以上に生歌やフォーメーションダンス、幕間の映像や照明・小道具等、一つの作品としても興味深いなと思いました。
多分、私自身が大学で音楽系のサークルに所属していて、普段自分も構成する側・見せる側に立つようになったことも大きいかもしれません。そこでたまたま出会ったのがぶいさんだっただけなのかも。
でも、それがきっかけで今まではなんとなく見ていたミッションV6やヘンサーチをもっかいちゃんと見直してみたり、嵐さんの番組にゲスト出演してた時や、ゲストを問わずいつもチェックして録画してた少クラのぶいさんの回を引っ張り出してみたり、何よりその岡田担の後輩から今までのコンサートぷらすトニコンカミコンのDVDを片っ端から借りて*4みたりしました。
それらを見ていくうちに、いろんな新しい発見があり(Twitterでも呟いたけど例えば一番大きいこととしてカミセンの特に剛健に対する偏見とかが取れてかつこの二人の歌声の魅力に気づいたこと)いつの間にかかつて嵐に注いでいた熱意と同じくらいのものをぶいさんに注ぎ始めていました。特に長野さん。
ちなみに長野さんのどういったとこに惹かれたかについてはまた時間があったら別エントリーで。
そして夏。たまたま母が入会したコープでチケット配送サービスがあることを知り、チラシを覗いてみたらまさかのOTTのチケットも抽選項目に入るという情報が。
舞台好きだし、トニセンのおじさんたち好きだし、いっちょ応募してみようかなくらいの軽い気持ちで抽選だしたらまさかの当選だった。これがダメだった。
こ!れ!
ジャニーズタレントを愛する皆様がなぜDVDを購入しつつもこうも現場にこだわるのか、あの瞬間ちょっと分かった気がしました。
生って、すごい。
ほんとこの言葉に尽きる。今までテレビという媒体を挟んで画面越しからしか見たことなかったトニセンの三人が、目の前で歌って踊り、その空間を私も共有している。
めちゃくちゃ感動しました。そして欲が出てきました。
あ、私、この人たちのライブに行きたい。ちゃんと現場に行って応援したい。
それからすぐに振込用紙を準備して...とは正直なりませんでした。だって私BROS.*5だから。
アルバイトで稼げるお金をやりくりして趣味に投じているのでファンクラブ掛け持ちの決断は正直すぐ決断できず、あーだこーだしてるうちに19周年が来て、紅白の話題が来ました。その間私ゴウモリタの舞台行ってるけど。この時点でもう素手に半分沼に浸かりかかってるぜ。
そこで出てくる20年目のライブの話。
「20周年イアーは皆さんに恩返しがしたいです」
「今年は六人での活動を増やしたいです」
「これからどうやって皆さんに感謝の気持ちを伝えるかチーム一丸となって考えていきたいです」
...これ絶対ツアーあるじゃん!絶対参加したいじゃん!ファンクラブ入らないとなかなか参加できないじゃん!入るじゃん!!
そして現在に至る。
トニミュをきっかけにこのブログを立ち上げ、さらにTwitterをリサイクル再利用し始めましたが、当初は長野くんが好きでもぶいさんが好きでも、私はファンクラブに入って熱意を持って応援している皆さんを見ているとどこか遠慮が生じたというか、素直に「私はぶいしっくすの長野博担です」と言えなかった。どこかにつっかえがありました。
でも、今私は胸を張って高らかと宣言したいと思います。
私はぶいしっくすさんが好きで、長野くん担です。
どどど新規ですが、どうぞよろしくお願いします。
20周年イアーまだ幕開けしたばかりで、でも既にいろんな嬉しい情報に悲鳴をあげていますが、これからもっともっと楽しめるのかと思うとワクワクしています。ぶいしっくす、ありがとう。今日からはどうぞ、末永くたくさんよろしく。