ブッ壊れたシャワーヘッド

好きなものを、不規則に撒き散らすだけ

16/04/26~16/06/05 オフブロードウェイミュージカルForever Plaid 2016(再演)

16/05/21 17:00~ @グローブ座

16/05/22 13:00~ @グローブ座

16/06/05 17:00~ @KAAT

 

2ヶ月ぶりにしれーっとブログ書いてますが、慣れないしゃっかいじん生活に揉まれながらも充実したヲタクライフは送っておりました。前回立ち上げた企画なるはや更新します。フラグじゃないです。

 

2014年にファンになってSNSを始めてから、あまりにも周りの皆さん、特に長野さんファンが「もっかいジンクスを見たい、もっかいプラッズに会いたい」と言うのを見てきたので、初演のことを知らなかったことを大変恨んだ記憶があります。だから、去年は2015年の12月23日、ミュージックソン手前でいきなりフォエプラ再演のお知らせが来たときは心臓がリアルに口から飛び出そうなくらい驚いたし喜んだことを鮮明に覚えています。再演、本当におめでとうございます。今回は途中で熊本・九州の震災もあり、演者とお客様どちらもなにかと大変なことも色々あったと思いますが、それでも怪我なく無事最後までツアーを終えて千秋楽を迎えられてよかった*1。改めてプラッズの皆様、エバリーの皆様、他関係者の皆様、お疲れ様でした。

 

そして、入ってみて分かった。これはたしかに何回でもプラッズに会いたくなりますわ。今回はワタクシ縁あって東京公演2回、神奈川公演1回の計3回足を運べたのですが、まじ毎回会場出てきたら言葉というか言語能力を失って何を聞かれても「フォエプラはいいぞぉ」としか答えられなかったばぶばぶ。

なんですかねあの中毒性は!

多分ストーリーと深く関係してると思うのですが(後述)、私たちが見に行った回数だけプラッズは転生してくれるんじゃないかという錯覚に陥るわけです*2。ショーが終わりに近づくと本当に4人にこのままこの世にいてほしいという気持ちが膨らんでいくので、「これは次も見に行かなくては」というサイクルへ...

 

私は初演を見ていないのでそれとは比べられませんが(オフブロキャストの映画は見た)、一つのミュージカル作品として見たときに一般的なミュージカルというよりも「Hedwig and the Angry Inch」的なコンサート+追憶形式なので親しみやすかったし、登場人物やストーリーも至極シンプルなのですごく気楽に見れるなぁと思いました。坂本さんも雑誌で言ってましたが、長野さんは素敵な作品に出会ってたんだなぁと*3共演者の中で長野さんが一番末っ子っていうのも新鮮だったし!

 

 

ではいつもの如くここから身も蓋もないネタバレなので一旦たたみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文才のない私が大雑把にまとめたストーリー:

フランキーことフランシス(川平慈英)、スマッジ(鈴木壮馬)、スパーキー(松岡充)、ジンクス(長野博)の4人はは高校の頃から結成した地元の売れないサウンドグループForever Plaidとして日々稼げる仕事と兼業しながら、いつかビッグになれると夢見てあちこちのバーやレストランで営業を続けていた。ある日、飛行場のバーラウンジで歌わせてもらえるという大チャンスを手に入れる。それに備えて新しく仕立てたプラッズ(格子柄)スーツの衣装を1964年の2月9日に演目のトリ曲love is a many splendored thingsを歌いながら車で取りに行こうとしている途中、彼らの車にカトリックの女の子で満員のスクールバスが激突し、スクールバスの乗客は無事だったもののPlaids4人は全員即死。時を経て2016年、なにが原因かわからないが突如地上に舞い戻りた彼らは、時空の歪みに飲み込まれぬよう1962年当時実現させられなかったライブを成功させることを試みた。50年も前に準備したセットリストなのでところどころ歌詞や振り付け・MCを忘れてしまいつつもライブを続けていると、天から彼らがオーダーしたプラッズ柄のスーツが。プラッズタキシードを得て再びお客さんに歌を披露できた喜びと、もうじきこの世をまた離れなければならないというさみしさ、夢を実現させられなかった悔しさが綯交ぜになった気持ちを抱えながら、彼らはそのスーツの袖に初めて腕を通し、誇り高く最後の一曲まで歌い上げ、そしてまた天国へ帰っていったのだった。

 

ショーのセットリスト:

1.Deus ex Plaid

2.Three Coins In the Fountain (Sammy Cahn and Jule Styne)

3.Gotta Be This or That (Sonny Skylar)

4.Undecided (Sid Robbin and Charles Shavers)

5.Moment To Remember (Al Stillman and Robert Allen)

6.Crazy'Bout Ya Baby (Pat Barret and Rudi Maugeri)

7.No Not Much (Al Stillman and Robert Allen)

8.Sh Boom (the Chords) (前奏のみ)

9.Perfidia (Milton Leeds and Alberto Dominguez)

10.Cry (Churchill Kohlman)

11.16 Tons (Merle Travis)

12.Chain Gang (Sam Cooke)

13.She Love You (The Beatles)

14.Anniversary Song (ドナウ川のさざなみ, Al Jolson and Saul Chaplin)

15.Dream Along with Me (Sonny Skylar)

16.Magic Moment (Burt Bacharach and Hal David)

17.Temptation (Arthur Freed and Nacio Herb Brown)

18.Papa Loves Mambo (Al Hoffman, Dick Manning and Bix Reichner)

19.Catch A Falling Star (Paul Vance and Lee Pockriss)

20.Sing to me Mr.C (Charles Ray)

21.Day-O (Erick Darling, Bob Carey and Alan Arkin)

22. Kingston Market (Irving Burgle)

23. Jamaica Farewell (Lord Burgess)

24.Matilda (Harry Thomas)

25.Heart And Soul (Hoagy Carmichael and Frank Loesser)

26.Mercury (マーキュリー車CM曲)

27.Lady Of Spain (Robert Hargreages, Tolchard Evans, Stanley J. Damerell and Jenry Tilsley)

28.Scotland The Brave

29.SHANGRI LA (Carl Sigman, Matt Malneck and Robert Maxwell)

30.Rags to Riches (Richard Adler and Jerry Ross)

31.Theme from the Good, the Bad, and the Ugly (Ennio Morricone, 一瞬だけ)

32.Love Is A Many Splendored Things (Paul Francis Webster and Sammy Fain)

 

 

 

もうね、とにかく切ないの。死んでるって事実がもうすでに不憫で堪らないのだけど、特に彼らが生前4人男性コーラスグループとして世に名を轟かせようと大きな夢を抱いて、アルバイトをして生計を立てながらも事故に遭うその直前まで歌い続けてきたという歴史を、音楽を心から愛していたという気持ちを、曲と曲の間に挟まれるMCで語られる思い出を通じて知れば知るほどなんだが虚しい気持ちになるわけです。

まずはセットリストから見ての通り、サウンドチェック除きここにプラッズのオリジナル曲は一曲もありません。天国に一人一つだけ持って行っていいと言われスマッジが大事に抱えていたトランクケースの中には、生前彼らが自分たちがいつか有名になってオリジナルアルバムを出せると夢見て、妄想しながら作った中身のないレコードカバーが沢山入ってました。でもどんなにそれを私たちに見せてくれてももうここに本当のオリジナルレコードを入れる日は来ないのです。なぜなら死んでるから。

そもそも彼らはついぞ有名になれなかった。ラスト一曲でこの世を再度離れなければならないという時、スマッジが「やっとビートルズが有名になったことで男性コーラスグループが再度脚光を浴びて、俺たち有名になれたかもしれないのに」と愚痴をこぼしたのを聞いて、前半あんなにおどけてみんなを笑わせ自由に振舞っていたスパーキーも「そもそも誰も俺たちが死んだことなんて気づいてなかったんだよ!だって俺たちはバディ・ホリー*4やパッツィー・クライン*5みたいに飛行機事故で死ぬほど有名じゃなかったんだ...ただ、ただカトリックの女の子達が乗ってたバスに突っ込まれて死んだんだ!!」と今まで抑えてきた感情を爆発させます。その二人、そしてその隣で静かに傷心しているジンクスを慰めショーを最後まで続けさせようと励ましつつも、やはり悔しさのあまり思わず「チクショウ!!」と漏らしてしまうフランキーの最後間際のモノローグは本当に涙をそそります。

彼らの演目には3分11秒で当時様々なスターを世に送り出した芸見せ番組エドサリヴァンショーを再現する演出や、ビートルズの曲をカバーしている演出があります。まさにこのエドサリヴァンショーに何度も出演することでビートルズはアメリカでも絶大な人気を得ることになったのですが、セットリストにそれらに対する敬意を取り入れたプラッズはしかしその人気にあやかって男性コーラスグループの流行りの波に乗り一世風靡を狙う前にこの世を去ってしまったのです。

 

セットリストにはちょこちょこプラッズそれぞれのメンバーが思い入れのある楽曲を織り交ぜているのですが(例えば初めて買ったレコードで印象に残っているperfidiaや、冠婚葬祭の営業で歌ったanniversary song、たまたまバイト先のガソリンスタンドに現れた大物歌手ペリー・コモを見事自分たちが演奏するバーに誘い出し演奏を聴いてもらうことに成功した時のsing to me mr C、スパーキーとジンクス兄弟が幼い頃から家のテレビで見ていて大好きだったエドサリヴァンショーを詰め込んだlady of spainなどなど)、特に最後のscotland the brave以降の流れは深い意味合いを持っています。scotland the braveとシャングリラでは彼らが生前から今までなぜプラッズ柄を愛し、そしてどれほどプラッズタキシードへ憧れを抱いていたか再度強調しています。そしてタキシードを身にまとった4人はrags to richesで生前抱いていた様々な夢を思い描きます。アルバムを出したい。ラジオシティホールやカーネギーホール等の大きな舞台で歌いたい。有名になりたい。でも今は「文無し(rags to riches)」。それで一度みんな落ち込みますが、それでもお互い励まし合う中で、「やっぱり最後の最後でこんなに沢山のお客さんの前で自分たちが生涯愛した歌たちをたからかに歌うことができたから幸せだし悔いがない、ここが自分たちの思い描いた最高のステージなんだよ」と納得し、すっきりした清々しい表情で生前最後の最後に歌っていたlove is a many splendored thingsを素敵な笑顔で歌い上げる様は、私たちに切なさ以上の愛おしさと幸福感をもたらします。

 

なんかここだけ切り取るとこのミュージカルどんだけ悲しい話なんだってことになるんですけど、全体的には全然そんなしんみりさはなくて、むしろ基調はやっぱりコメディ。原作とはまた違う箇所でクスッと笑えるところが沢山あるし、なによりやっぱり4人で織り成すハーモニーと掛け合いで多幸感がすごい。4人もそれぞれ個性が立ってて、しっかりもので熱いけれども喘息持ちで気持ちが高ぶると発作を起こすフランキー、キザで自由人だけど弟*6の面倒見がとってもいいスパーキー、緊張するとすぐ胃が痛くなる小心者のスマッジ、そして高音を出しすぎると思わず鼻血が出てしまうし人一倍人見知りが激しいんだけど親しいプラッズメンバーに対しては少々いたずら好きなおちゃめな末っ子ジンクス。4人が突然地上に舞い戻ったことに対して戸惑ったり、ダンスやセトリ・歌詞を忘れてあたふたしたり、MCでちょいちょいふざけたり、お客さんを巻き込んで歌を高らかに歌う様子はとっても面白いし可愛かったです。特にちょこちょこ見受けられるジンクス→フランキーの脇こちょこちょしたり耳に息吹きかけるいたずらは上演回数を増すごとになんかだんだんエスカレートしていってた気が(笑)

 

とにかく、たしかに最後はビタースウィートななんとも言えない感情にはなりますが、一般のミュージカルのような歌いながらセリフを述べる形式ではなくほぼコンサート形式だし、ストーリーは単純だし、テーマがとても重いわけではないし、ジョークも沢山。おまけにいろんなところで上演してくれたので本当に非役者ファンの方にも気軽に一舞台作品としておすすめしたいなぁと思えるそんなあたたかい作品でした。しいて言えば毎回カテコで隣の知らない人と手繋がされて「フォエーバープラッド!」の掛け声を強いられたのは若干恥ずかしかったかなぁってくらい*7

 

 

 

さてここはあくまで長野さん担のブログなので遠慮なく長野さんに焦点を合わせます。

 

まずなにより、誤解を恐れずに書くと長野さん意外ときちんと歌えてた!いや、ほかの三名の歌唱力の高さを重々承知してたから、正直この中で長野さんはコーラスに入ると少々、いや、かなり足を引っ張ってしまわないかすんごい心配だったわけですよ。だってぶいしっくすの曲のときも含め、長野さん上ハモは強いけど意外とリード張るときの安定感が弱いから。でも私が入ったどの回もしっかり声量出てたし、たしかにリードノ時ちょっと周りの音に引っ張られたり、たまに声が裏返っちゃうこともなくはなかったけど(特に私が入った2回目は3、4回裏返ってた)、例えばcryの途中ジンクスの緊張が吹っ切れて高らかに歌うというシーンでは本当にお腹から発声されててすごく芯のある力強い歌声だったし、なんならon the townで聞いたときよりもさらに安定感が増してて、芸歴30年選手でもこんなにまだ伸びしろがあるだなんて思ってもなかったのでびっくりしました。ほんとひろしさらに歌上手くなったよ~!男性にとって基本的にかなりの高音な上ハモもそつなくこなしてたし。高音続きだったからこその、no not muchで一瞬だけ低音で歌う「たぶん」とか「いや」にはキュンキュンきました。ちなみにその時肩すくめる振り付けも口がアヒル口になって可愛かったあざとい。アヒル口で肩すくめるのほんんんんんとあざとい(大事なことなのでry)。個人的にmercuryの長野さんのコーラスが一番いい仕事をしてたなぁと思いました。欲を言うなら一度でもハモったサウンドチェックが聞きたかったなぁ。私が入った3回とも冒頭の「one two three four~ plaids↑〜」が一番グダッてた…舞台も話の後半になるにつれてどんどん喉が開いていったのですが、そこは冒頭から万全に出せる状態に持って行って欲しかったかな。

 

 あとね、あとね、ターンめっちゃ綺麗。結構ターンする振り付け多かったんですけどスーツも少しひらひらすると超絶ロイヤル。というか軸の安定感。16 tonsの振り付けは長野さんと慈英さんが考案した日本版オリジナルだそうですが、前半は炭鉱を担ぐというより米俵抱えてるっぽいんですけど(それはそれでかわいい)、後半ターンしてからぴたっと止まって下手側の壮馬さんを指差す振りはすんごい凛々しかったです。というかピタッと止まってにっこり笑うのまじアイドル。いやアイドルなんだけど。43歳アイドルっょぃ。

しかも舞台一つで木琴叩く自担とピアノ(片手のみ)弾く自担がどっちも拝めるってすごくないですか?!木琴ちゃんと叩けたあとお兄ちゃん達に「やった♡」って口パクで伝えてお兄ちゃん達に「よくやった!!」って甘やかされるジンクスさんマジ天使でした。舞台に呼び出されたお客さんに「僕がお手本で一回ゆっくり鍵盤を弾くので見ててくださいね~」って言う時もすんごく優しかったし。かわいい!

途中16 tonsとrags to richesでちょいちょいスマッジに浮気してたけど*8、見終わったあとは結局「ひろし...かばええ...」しか言ってませんでした(通常運転)。再演に巡り会えて本当によかった。慈英さんが千秋楽で言ってたように「全員60歳になるまでforeverちゃんちゃんこ!」でも全然イイと思いますが、私は是非長野さんの新しい作品も期待しておりますので関係各所何卒宜しくお願い致します

 

 

楽曲別の感想は別エントリーに分けようかな気力があれば。とりあえず私が入った回で特筆すべき点を自分のメモ用に。

 

16/05/21 17:00~ @グローブ座

・座ってる位置が通路側、ちょうど冒頭4人がロウソク片手に登場してくるシーンの近くだったので気づいたら真横に長野さんというかプラッズがいて心臓止まったかと思った*9。充めっちゃコロンの香りした。

・3回みたうちこの日が一番長野さん冒頭から肩にがっちがち力入ってた

・16tonsで本来スパーキーが鍵盤ハーモニカを間違えないといけない箇所ですんなり弾いてしまったので、こける体制を整えてた3人が不発に終わる事件発生

・その影響か長野さん、指パッチンの入りのタイミングを間違えたようで、お兄ちゃんズにくすくす笑われるも何もなかったかのような顔で続ける

・くすぐるのはサラっと一回だけ。ちょっとくすぐっただけでフランキーがヒーホー笑ってるのをあえて少し距離置いて眺めるドSジンクス

・プラッズメドレーで名刺配るとき多分ひろしなんか楽〇カードマン的なネタを披露しようとしたみたいだけどスパーキーにぶった切られて未遂。

・舞台に上げられたお客さんの奥さん(客席一列目)が妊娠中だそうで、プラッズの他三人は「本当におめでとう!元気な子生んでね!!」とか熱心に語りかけてる中、あえてちょっと距離を保って遠くからちょっとだけ微笑む平等主義者ジンクス

・長野さんカテコは完全に電池切れてた

・カテコ。スマッジのクレオパトラネタがおいしいから羨ましいという話題で綜馬さんが「じゃあ次はほかの三人がピラミッドで参加してよ」と提案したので、スパーキーとフランキーさっそく両手を上にあげて三角を作ろうとしたのに、あえて直立不動で見ている長野さん。同行者と「ひろし疲れてるねー(笑)」と話してました。

・ちなみに↑のときジンクスが参加しないのでフランキー心なしかちょっとだけ焦ってた(笑)

 

16/05/22 13:00~ @グローブ座

・私史上一番舞台から近かった現場。下手側だったので鼻血休憩のシーンや木琴・ピアノシーン、トイレのシュポシュポでなんかスパーキーから受け取ったものを観客にばらまくシーン等ジンクスが沢山来てくれたのでちょいちょい頭ぶっ飛びそうになった。

・くすぐったそうに縮こまるフランキーに「だってすぐくすぐったそうにするんだもーん」と言い訳するジンクスさん

・3、4回ほどジンクスちゃん声裏返ってたけどやっぱ休演日1日のみでぶっ通しの公演続きは大変だよな...お疲れ様です...

・この日のラッキー観客は小学生高学年っぽい男の子でした

・カテコはスマッジのトークで「自分はあんま舞台で自由に振舞うのが苦手だけど4人でいたから色々挑戦できたし楽しい」。長野さんは終始にこにこ

 

16/06/05 17:00~ @KAAT

・3階から見下ろしてました

・冒頭スパーキーに「今って何年なんですか」と聞かれ「平成28年です」というナイスボールを投げた一列目のお客さん。スパーキー「ヘイセイ...?西暦は?アセアセ」

・前ならえで尋常じゃないくらいくすぐりの刑を与えてたジンクスさん。スパーキーの止めが入って一旦やめ、ジンクス「距離がわかんないんだもん♡」と駄々をこねたあと、再度前ならえするとめっちゃ腕をたたんでまた怒られる(笑)

・レディオブスペイン後ジンクスがはけて一旦3人の時、

  スマッジ「ヘイセイってhey! say!みたいな煽ってるみたいだね」

  スパーキー「ナンテイミナンダローネー?」

  スマッジ「hey! say! 」そして一回ジャンプ。笑う客席。

  スパーキー「なんでみんなそれ言ったあとジャンプしただけで笑うの?2016年ジョーク?」

・同じくレディオブスペインのMC

  スパーキー「フランキーが今回ずっとこのエドサリバンショーで頑張ってこれ(ニンジャタートルのものまね)やってるんだけどみんななんのネタなのか分かってる?」

  客席拍手

  スパーキー「すごいなーちなみにこれ70年代流行るであろうアニメを予見してやってるんだけどね」(※FPの設定は60年代に全員死亡)

・ジンクスまさかのピアノを少し間違えそうになる!危機一髪のところで回避するもテンポが乱れたので客席から笑いが。するとジンクス「わざとですぅ~そういうアレンジですぅ~」(かわいい)

・上がってきたラッキー観客さん(初めてちゃんと手挙げた人当てたの見た)のプラッズ柄お洋服のお姉さまにもジンクス「アレンジして弾いてもいいんですよ?」

・ジンクス→フランキー 耳息吹きかけた時。フランキー「でもちょっと気持ちいい♡」

・レコードを見せびらかすスマッジ「三階も見て♡」

・perfiliaのスペイン語のC&Rで距離的にタイミングがずれてしまう3階席に対してスパーキー「3階は聞いてて♡」

・スマッジのスフィンクスは出血大サービスで下手、中央、上手で全部披露

・最後のフランキーモノローグで本当に涙くんでいつもよりセリフを全部言い終わるのに時間がかかった慈英さん。そして目がうるうるしているスパーキー。

・カテコ挨拶。

  綜馬さん:またこの4人でやれたのは本当に幸せ。また是非このメンバーでやりたい。

  充さん:この舞台が終わったらもう会わない方もいるかもしれないけど(ひろし「あなた7月からまた舞台の仕事あるじゃないですか!」←ひろしよ、多分そういう意味ではない)、そうだけど(笑)この舞台で得た経験や幸せ、そして仲間たちとの思い出を今後の指針にしてさらに仕事していきたい。

  長野さん:ありがたゃ...ありがとうございました(なにもなかったかのような顔)。楽しかったです。公演中自分以外の3人が話しているシーン、長いし楽しそうですごく羨ましかった。いつ後ろから出て行ってやろうかとか考えてた。そんな再演でした。

  慈英さん:いつかまたこの4人で舞い戻ってきたいと思います。ぜひその日をまた楽しみに、それまでは皆さんお元気で。ありがとうございました。

 

・前楽日にFPの原作の方が来ていたらしく、その時の会話で「今新しい作品を作っている」という話をしていたらしい。続編じゃなくてもまたなにか新しい仕事とか期待していいのでは?的なニュアンスのことを慈英さんがおっしゃってた。

・慈英さん「俺ほんとにこの4人好きだしこの作品大好き。60歳までFPやりたい」

 ひろし「誰が60歳になるまで?慈英さん?」

 慈英さん「俺とスマッジが60歳なら割ともうすぐじゃん!」

 ひろし「あ、全員がってことですか?僕が一番下なので僕が60歳ならあと16年くらいやれますね」

 慈英さん「その時はフォーエバーちゃんちゃんこということで」

・三回くらい周囲と養子縁組手つなぎ万歳やった

・終始慈英さん充さんが胸いっぱいといった様子。綜馬さんも感慨深い表情。ひろしはすんごい清々しいくらいの爽やかな笑顔だった。最後のシーンはすすりなくお客さんもいつもより多く感じた。

*1:スマッジのケチャップ瓶は一回割れて二代目のオーディションを挟んだみたいですが

*2:現実と妄想が区別できない観客

*3:2016.4.20発売TVガイド

*4:1959年のプライベートジェット墜落事故で死んだアメリカのレジェンド的なロック歌手

*5:1963年のプライベートジェット墜落事故で死んだアメリカのレジェンド的カントリー歌手

*6:異母兄弟ってずっと言ってたしパンフにも書いてあるけど、劇中ジ「僕のお父さん」スパ「僕の義理のお父さん」ジ「僕の義理のお母さん」スパ「僕のお母さん」って言ってたから恐らく異母兄弟ではなくお互い再婚相手の連れ子的な関係?

*7:慈英さん「これでみんな今日から養子縁組だよ!」

*8:ごめんねジンクス

*9:CV坂本昌行