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ブッ壊れたシャワーヘッド

好きなものを、不規則に撒き散らすだけ

16/02/05 坂本昌行ソロコンサートOne Man Standing @Bunkamuraオーチャードホール

ライブレポ 坂本昌行 V6

坂本くんこれからも頑張れ!!!!本当この一言に尽きるそんなソロコンでした。公演内容が残念だったとかじゃなく、これからの仕事を見据えてポジティブな意味で。

 

幸運にも初日の19:00開演ソワレに行ってまいりましたよ。

坂本くん、ソロコン実現本当におめでとう

V6のファンになるずっと前から私はミュージカルにわかファンだったので今回のコンサートはそんな私にもグサグサくる内容になっていました。物販はいいけどパンフないのは本当に残念!!手元の半券でかろうじて行ったのが事実だったと認識できてるけど割と夢心地というか現実味を感じないで今も生きてる感ある...というか初日だけMurder for Twoのフライヤーないの辛すぎ。すぐ発表したのはめでたいけど!

Bunkamura行くまでもかなりそわそわしてて。物販がないということで時間がある分一緒に入るお友達とゆっくりご飯を食べてから向かったのですが、

「初ソロコンだけどなにやるの大丈夫」

「MCとかどうするんだろ回せる?アドリブ?台本?」

「一人で歌いっぱなのかな、喉とか保つ?何曲やるの?」

と完全に息子初めての発表会に緊張を隠せないお母さんたちの集まり。今考えても芸歴30年近い人に対してかなり失礼である。しかもMCで本人にもこのファンが醸し出す謎の緊張感をいじられた(後述)。

では以下全編ネタバレなのでご注意を。メモとかしてないのでMCの順序や衣装、内容はあやふやだと思います。あくまでも「こんな雰囲気だったんだ」程度で楽しんでください。

 

 

 

 

 

 

 

私の席は2階中央。ステージを隅から隅まで見渡せますが、オーチャードホールの構造上音が上に飛ぶので音の立体性に欠けるのが少し残念でした。最初生歌が聞こえてきたときも「え?...これほんとに坂本くん歌ってる?」と一瞬疑うくらいには音が平たく聞こえて。仕方ないですけどね。

入場時には紫?の幕が降りてたのですが、19:03(私の時計で)くらいにアナウンスが始まり、客席のライトが徐々に暗くなると二束のスポットライトが幕の上を縦横無尽に駆け巡り、アメリカンなアナウンスとともに幕開けしました。舞台は中央に10段目少し広めの段を含む合計20段弱の階段があってエの字にパフォーマンスステージが広がり、その間にオケピが入るスタイルでした。下手が打楽器、弦楽器、グランドピアノ。上手に管楽器中心といった形です。バイオリンチームとジャズドラムの前には防音壁が置いてあったのかな。そして上には丸の中にMSと書いてあるロゴがかかっていました。背景の基調は青だったと思います。

幕が上がってオケが演奏し始めたら中央上のステージに深い青で細かいラメが入ったスーツを着た坂本くん登場でパフォが始まるという形でした。オーチャードに限らずBunkamuraの施設は基本的にステージの上にモニターが付いてるので曲名や作品名はそこに打ち出されてくという親切設計。

ではオープニングまでつらつらと書いちゃいましたがまずはセトリを。いつものことですが、どの公演も公演中はメモを全く取らない主義なのでセトリ含め全てのレポはおぼろげな記憶とたまにカンニングシートを頼りにしてるので間違ってたらすみません。

 

括弧内は作品名です。略あり。あと作品名で括弧内で補っている部分はモニター表示になく私が書き足したものです。なんで作品名本来表記と違うものとかあったんだろ...特にRENTのアノ曲。

 

・OP narration

・Not the Boy Next Door (Oz)

・You Musn't Kick It Around(Pal Joey)

 

・セルフミュージカルヒストリーを振り返りながらの替え歌メドレー

   阿国のテーマ(阿国)

   やさしさに包まれたなら(魔女宅)

   Sixteen Going on Seventeen (Sound of Music)

            Mon Amour (シェルブールの雨傘)

            My Friend (Blood Brothers)

・Hope(Zorro The Musical)

・Footloose (Footloose)

・(Holding Out For A) Hero(女性アンサンブルのみ)(Footloose)

・Almost Paradise (Footloose)

・Jailhouse Rock (All Shook Up)

 

・Love Me Tender(後半英語歌詞)(ASU)

・'S Wonderful(My One and Only)

Never Gonna Dance(Never Gonna Dance)

・My One And Only (マイワン)タップあり

 

・I Won't Dance (ネバゴナ)

・I Could Write a Book(Pal Joey)

・Bewitched (, Bothered & Bewildered) (PJ)

・Some Other Time(アンサンブルのみ) (On The Town)

・Lucky To Be Me(OTT)

・New York New York(後半アンサンブルのみ)(OTT)

・One Song (Glory) (RENT)

メンバー紹介

・Seasons Of Love(RENT)

・Love Don't Need A Reason(Oz)

 

アンコール

Baila Me(Zorro)後半ジプキン原詞

・I Honestly Love You(Oz) 途中までピアノ弾き語り

 

 

と、曲にしたら27曲だしその中のほとんどを坂本くんは歌ってます。すごい!流石に後半のMCは喉かすれてたかな。あと舞台下手側中央寄りのところに小さい丸テーブルが置いてあってそこにコップとガラスの水ボトルがあり、公演中坂本くんは水飲みお化けになってました。高座椅子もあったけど座っても足が余ってるのほんとおかしい...

アメリカの一昔前のTVショーみたいなOPナレーションのあと、暗くなったオケピから突如バーンと現れた我らマサユキサカモト。2階席からはさすがに表情が少しぼやけて見えたので自前のオペラグラスのぞきながら見てたのですが化粧が完全に舞台仕様でした。ねぇ眉毛!(笑)OTTの時トニの中で一人だけ劇画調だったあの会見を思い出す。いや、会見じゃなくて本番でも一人だけ作画が違ってたんだけどね。

出てきて早々特に喋ることなくボーイフロムオズとパルジョイの曲を歌い上げます。ちゃんとCASTを確認せずいったのでてっきりアンサンブル3、4人規模かと思ったらガッツリ10人、男女各5名いましたね、大変失礼いたしました。今回坂本くんはもちろんのこと、アンサンブルの方々が本当に素敵でダンスはもちろんコーラスもとても力強く厚い層で支えてくれてたので安心できました。ダンスしつつ時折三人ほどスタンドマイクでのコーラスに入ったりしてました。坂本くんも歌いながら網タイツのセクシーな女性アンサンブルの方々とラインダンスを披露したりと冒頭からとても華やか。

二曲終わって坂本くんからの挨拶、の前にまさかのズボンの裾直し(笑)「ちゃんとしたいんです(ぶりっこ)」と言ってたけど人前で階段使って屈んで裾なおすのはいいのか

さて、気になるMCの方でしたが、この挨拶含め、MCは基本的にピアノ兼オケピ指揮羽毛田さんとのやり取りを中心に進められていきます。やっぱり一人で全部仕切るのは難しいよね~。でもそれもあってMCのどこまでが台本でどこまでがアドリブだったのか判断しかねなかったのが今回SNSでのレポの少なさに繋がったのかな?

とにかく冒頭から自信のなさを露呈する坂本くん。「普段は6人でやってるのに今日は僕一人でしかも自前の歌歌わないけど大丈夫かな」とか「商店街でもそうだけど『あーV6のね!』と言われてそのあとからなにも出てこないしV6の坂本って言っても皆わかるか心配」とかぼやいてたけどここ集まってるの坂本担ばかりだからもっと自信持って!

 

その自信のなさもあってか、おかげさまでメンバーの名前もバンバン出てきます(笑)自分ひとりでもっと客の目線をかっさらって良かったのにね。そこが坂本くんらしいけど。まず羽毛田さんの紹介の時は「この人舞台だけじゃなくてドラマとか映画とかも音楽手がけててすごいんですよ!(色々あげて)あとちょっと遡るけどうちの岡田が出てたD&D、DDとか。(観客の薄い反応を聞いて)え、ここもっと驚くとこじゃないの?」いや、すごいけど何度も言いますが一応ここにいるの坂本担ばかりだから...

ちなみにその流れで羽毛田さんご自身が当時レコーディングで弾いたという金妻主題歌を少しだけ弾いてくれました。坂「世代によってはわからないかも?」と言ってたけどドラマはさておき『恋におちて』自体はわかるんじゃないかな!寸止めされたけど坂本くんが「もしもーねがいが、かーなーうーなーらー」と歌うのも聞きたかった気がする。その流れでオケピも紹介したのですが紹介の仕方が「起立!礼!着席!」で可愛かったです。サックスの本田さんも興味あるのでチラ見してたんですけどすごい表情ポケーっとしててめんこかった。今回オケピほんと豪華ですよねー。元T-squareナニワエキスプレスもいるし。ギター天野さんだし。ゾロの曲とか天野さんのスパニッシュギター大活躍でした。ギターの爪弾きめっちゃかっこよ。

さて坂本くんが絶賛する羽毛田さんですが、坂本くんが「どうですか、こんないろんな仕事をしている中ジャニーズのアイドルと共演って...(観客笑)...ちょっと待ってください、なんだよ!!(突然のマサ)」客が流れ分かっていすぎですねさすが。でも本人的にはMCは爆笑取るつもりはなくサラっと流して欲しいそうです(笑)

というわけでコンサート趣旨の紹介。自分が今まで業界に入ってグループ活動を除いて最も力を入れてきたというミュージカルのお仕事を振り返りながらみんなにミュージカルにもっと興味を持ってもらいたい、自分が媒体となって日本の方にもっとミュージカルに親しみをもってもらいたいとのこと。これは関ジャムでも言ってましたね。まぁここ数年で昔と比べて格段とミュージカル上演数は増えたとはいえ、まだまだメジャーとは言い難いし苦手意識を持ってる人も多いですもんね(当ブログ比)。そこでまずは自分のミュージカル経験を一通り振り返りたいと、羽毛田さんのピアノ演奏とともに軽く過去作品の曲を替え歌で口ずさみながら次のナンバーへ進みます。

まず阿国の話。木の実ナナさんの作品で初めてミュージカルの世界に魅了されるように。次の魔女宅はてっきりゆーみんに会えると思ってたのでワクワクして初日台本合わせの稽古場ドアを開いたらユーミンじゃなくてそこには蜷川さんがいて「バカ死ね帰れ!」というありがたい言葉を頂戴したという話(笑)次にデビューちょっと前に参加したサウンドオブミュージックの話であの16 going on 17という歌について触れるのですが、ここで森田くんの名前が。

坂本「そういえばデビュー当時の森田くんもこれくらいの年齢でよく僕と衝突してましたね~。♪I am sixteen going on seventeen言うこと聞けよ!!」子育てで思春期反抗期の息子に苦労したお父さん感(笑)

ちなみにこのあとも律儀にヒメアノ〜ルの宣伝をしてあげてたのですが*1本人いないところでデレまくりとかかわいいね。いたら絶対緊張するだろうに*2

そしてデビュー後初主演のミュージカル、シェルブールの雨傘。歌ってくれた箇所は所謂「シェルブールといえば」とも言えるあの有名パートなんですが、坂「一番有名なのはここなんだけど、このパート俺のじゃないんだよね(笑)俺が歌ったのはほら...『ワイン、もう一杯...』」井ノ原くんがさんざん今までいろんなとこでいじってきたおかげで知ってた。ちなみにモナムールは主に相手役のジュヌヴィエーヴが歌ってますよね。でもこないだネクジェネでこの話題振られたとき「シェルブールは全編通して一曲だからなー」って自分で言ってたじゃん(笑)*3

それからブラッドブラザーズの歌を少し歌い(これも坂本くんの曲というより赤坂くんと一緒に歌った曲なのかな)、ジャケットを脱いでかな?ゾロのあのHopeを歌ってくれました。そういえば私どれも原曲はわかるけど坂本くんが出演した舞台での日本語歌詞がわからないので真相は定かじゃないですが、もしかして歌詞今回のためにところどころ変わった?先日石井一孝さんがご自身のラジオで歌ったHOPEと歌詞が少し異なってんですけど、そもそもどっちが劇中で歌ったバージョンなのか分からなくて。

実はここまではちょっとだけ坂本くんのピッチの低さ及び高音の未熟さが気になったのですが、そろそろ喉もあったまってきたのか次のフットルースあたりからはだいぶマシになりました。まぁV6の曲を歌ってるときも思ったけど坂本くんって音を低めからエグってとる癖があるのかなと。OTTのときも思ったし。HOPEもとい原曲であるジプキンの『Soy』大好きなんだけどどうしても演奏より音程が半音くらい低くてムズムズしましたっていう個人的な感想。

 

さて、壮大なオケの伴奏の中まずはジャケットのみ黒レザーに変えて少しラフな状態で出てきた坂本くん。正にフットルースのあの70年代80年代アメリカンロックな感じでアンサンブルと一緒に踊りながら歌い上げます。当時も運動量が激しくて大変だったという話は何度もラジオで耳にしてましたが、アンサンブルほど動かないとはいえやはりステージの端から端まで縦横無尽に歩き回るので大変そう。さすがに次のシーンでは一旦捌けて女性アンサンブルの皆さんに場を任せます。女性陣のHero、とってもパワフルでカッコ良かったです。みなさんもfootloose全力で歌って踊ってたのにしゅぎょい。メインボーカルはたしか池谷京子さんなのかな?ちなみにメンバー紹介の時は坂本くんに「きょうこちゃん」と呼ばれてました。他の女性陣は下の名前呼び捨てだったのに。距離感。

そしてアンサンブルの男女各一名が残って踊り始めたところをレザージャケにデニムジーンズのASU風に着替えた坂本くんが上手から登場し、ステージ手前からその二人を見上げる形でもうひとりの女性アンサンブルとalmost paradiseを歌います。しっとり歌い上げたかと思ったらお次は下手のオケピから投げられたガイコツマイク(フライヤーに載ってるあれです)を片手に監獄ロック!関ジャムと比べちゃ失礼だけどやはりド派手な管楽器オケ生演奏とアンサンブルの分厚い音声があってより迫力が増してました。これもちょっと歌詞変わってたかな?後半の英語部分も特徴はつかめてて良かったです。

と、一曲挟んだとはいえ割と激しい曲が続いたので歌い終わったとたんヘトヘトになった坂本くん、給水所(違)にフラフラたどり着いたらボトルの水をついでは飲む、ついでは飲む(笑)「ごめん、疲れちゃったw」と水をごくごく飲み干す(©Dahlia)坂本くんに客席から野太い「がんばれー!」という激励が。坂「最高の仲間です(嬉)」と言ってたけどこれあとから知ったんですが長野くんの声だったんですね(笑)めちゃくちゃ二階にも聞こえてきたからてっきりすごい熱烈な男性ファンがいるのかと思った。ある意味間違ってない気もする(笑)

ここで休憩がてらASUの思い出を少し振り返ってたのですが、曰くあるシーンで自分が好きになる女性を演じる女優さんに聖書で頭を殴られる演出で、なぜか千秋楽は本を縦にして殴られめちゃくちゃ痛かったという。ASUの思い出それでいいのか(笑)はにかみながらこの話してる(でもめっちゃゼェハァ言ってる)坂本くんがとっても可愛くてあざとかったです。

坂「じゃあここからちょっと甘くなりますので」客「フゥ~!/」というお決まりの(?)掛け合いもあり、それに対して羽毛田さんに「見てくださいようちのファンいつもこんなんなの、ノリが昭和!」的な言いつけもあり、次の甘いlove me tenderへ。中央に立ってゆったり歌い上げていましたが、ここも英語歌詞で後半歌ってたし坂本くん頑張ったねぇ*4

 

暗転して少し繋ぎの音楽があったあと、とてもシックな黒の燕尾服で登場した坂本くん。一緒に登場した白いドレスを身にまとうアンサンブルの方と優雅なワルツを踊りながらS Wonderfulを歌い上げます。途中女性の膝枕でうたた寝したり、そして最後女性に振られる等の小芝居を挟みながら伸びやかに歌ってました。ターンするたび燕尾服のうしろがひらひらするのすごく素敵でした。燕尾服って一歩間違えるとちょっと古めかしい面白い感じになっちゃうんですけどさすがはあしながおばけおじさん、とってもお似合いでした。最後の女性を見送るしょんぼり顔可愛かった。そのあともネバゴナ、マイワンと続いて、ネバゴナでは女性とのダンス、マイワンでは男性アンサンブルの皆さんと激しいタップを披露してました。ちなみに途中までは歌うだけで、アンサンブルの方がタップシューズを台車で高級レストランにあるような蓋付配膳盆に乗っけて運んできてくれて、坂本くんは一旦革靴を脱いで靴下だけの状態で踊りまわってからシューズに履き替えタップを披露したのですが、靴下まーくんさんをガン見したのは絶対私だけでないはず。このあと紹介されましたがこのシューズ運んでくれた方も「まーくん」だそうです(笑)*5坂「僕もまーくん、彼もまーくん」タップ前半は揃ってたけど後半すこーしだけアンサンブルとズレたのが残念だったかな。

 

果てさて、タップも経てかなりぜぇはぁしながら水飲み場(違)の定位置に戻ったまーくんさん。革靴に履き替える時は羽毛田さんのジャジーなBGMがありました。坂「靴履き替えるのにもこんな素敵なBGMをつけてくださって贅沢ですね~これ弾くの難しいでしょ?」羽毛田さん「全然~」という軽妙なやりとりがあったあと、流れでマイワンのミュージカルナンバーに散りばめられているガーシュウィンの話。ガーシュウィンは10代後半から20代までは歌謡曲の巨匠だったけど晩年は悟り開いてクラシックの名曲もたくさん産んだんだけどそもそも38歳という短命だからすごいよねという話の流れで、

坂「うちの森田がだいたいその年なんですけど彼も大人になりましたね~」

と言ってたのですが、短命の流れで剛ちゃん出しちゃう?&38歳なら多分井ノ原くんの方が近いよ?的な意味で笑っちゃいました(笑)あと剛くん大好きかよ坂本くん。

 

さらに客席いじりを始める坂本くん。

坂「小耳に挟んだけど皆今日何着てくるかわからなかったんだって?振袖着てこうかしらなんて人もいたんだってね?*6でもコンサート楽しんでもらえればいいから、服装はどんな格好でもいいんです!」

ここんとこ続く猛烈なSNS見てるよアッピル。怖い。いつもここやツイッターで言いたい放題言っててごめんね...坂本くん見てる~? あと洋服をどう調達したかという客席アンケートで「タンスの奥から引っ張り出した人ー!」と聞くのはやめなさい(笑)ちなみに私はバリバリ普段観劇の時に着ていく服で来ちゃってました。おめかししたつもりではあるけどなんかごめんね。

さらにさらにはボーイフロムオズの客席いじりの話を出してから、実際坂本くんも客席に降りてお客さんに話しかけることに(坂「二階三階の人ごめんね~」)。下手側通路に降りて10列目前後の通路側女性客に話しかけたのですが、お客さんが緊張して声が震えて小さくなる(気持ちはめっちゃくちゃわかる)のを聞いて、坂「中森明菜さんですか?」と聞いたのは面白かったです。一通り聞いたあとステージに戻ってきた坂本くんの感想「いきなり降りてきて『僕になにか聞きたいこととかありますか』って言われても困るよね!」はい

このあと少しお椅子に座りながらPJのジャズをしっとり歌い上げ、一旦捌けたと思ったらセーラー服のアンサンブルの皆さんが出てきてOTT24時間別れの曲を歌いだし、我々客席側にも「はっ、これはもしや」という雰囲気が漂います。そして...満を持して一年半ぶりのゲイビー様のお出まし!!ついこないだ2016年2月6日のネクジェネで「洗って縮んだせいでつんつるてんになっちゃったんだよね黄ばんでるし」と言ってましたが久々のセーラー服の坂本くんが拝めてとっても興奮しました。lucky to be meを歌ったあとそのままの流れでアンサンブル二名とニューヨークニューヨークを歌ったのですが、心なしかその二人も夕ドロに少し似せてきてめっちゃチップとオジーでした。ここも歌詞の英語の比重増えた?OTTの時は確か「にゅーよくにゅよーーく、やっときたんだー!」と歌ってたのを、今回は「it's a helluva town」と原詞で歌ってたので。

NY, NYの途中で抜けた坂本くんはお次はノーネクタイの黒スーツにお着替えして登場。シャツのボタンがやや空いてて色気があり、個人的に今回の全ての衣装の中でこれが一番好きでした。皆に拍手されお辞儀をしたあと(これまた可愛かった)、坂「今回のソロコンでは自分の今ままでの作品を振り返ってきたけど、振り返れるってことはそれだけ今まで重ねてきたものがあるっていうことですから。だからこれからもいろんなミュージカルと出会っていきたいです。」とのこと。

もうここまでですでに胸いっぱいだったんですけど、坂「今までは僕が出演してきた作品の曲をやってきたんですけど、次にやる曲は僕がいつかやりたいと思っている曲でして、作品が伝える生きていく辛さや悲しさが自分の感情と重なるところがあってとても好きな作品です」と言って一気に「あ、もしや...」という気持ちが高ぶった私。その流れからのone song gloryは興奮で変な声が出ちゃいそうになりました。なんせRENT大好き芸人なんで。し!か!も!生きてるうちに坂本昌行のSeasons of Loveが聞けるなんて私はもうこのホールを出て事故にあっても悔いはないだろうなぁと本気で一瞬思いました。そのあとすぐ「あでもFPあるから死ねない」と思ったけど(長野担の顔文字)。

Seasons Of Loveのまえにアンサンブルを紹介。一人一人呼び込んで定位置にたたせる形式だったのですが

 

●●●●●坂 ●●●●

 

という謎のスペースが空いたまま、坂本くんが出だしを歌おうとします。客席も「?」と思ってたら、アンサンブルがざわつきだし、呼ばれなかった「ミサ」こと藤林美沙さんが怒ったふりして上手舞台袖から出てきてみんなになだめられるという小芝居が(笑)坂「ほんっっっっっとごめんな!」と言って(言い方ちょっとキュンときた)改めて大きな拍手で迎え入れられたミサさんも入れて、11人で歌ったseasons of loveは本当に素敵で鳥肌が立ちました。脳内で英語版が響き渡ってたので日本語詞全く覚えてないけど。まじごめん。「ごじゅうにまんごせんろっぴゃく」って言いづらそうだなぁとは、いつも日本版聞いて思うけど。アンサンブルでジョアンのパート歌った人が上手かったです。

アンサンブルが退場し、「スペシャルバージョンでお送りしました!」という言い訳もいれつつ(笑)、「皆さんにこの曲を捧げたいです」ということでオズのLove Don't need a Reasonを。IZAMさんとキスした曲ですかね。個人的には歌詞の内容ももちろん、オズのこのシーンのストーリーも相まってlove me tenderよりもこっちのほうが甘く感じました。グレッグ関連の曲って本当に胸がきゅっとなりますよね。

一旦三方向挨拶して履けたあと、しばらく鳴り止まない拍手があってアンコール出てきてくれました。まずステージ両側からフラメンコの服装をまとったアンサンブルの方々がガヤガヤ出てきたので、もしやと思ったら案の定!黒ズボンはそのままで白いスーツジャケを身にまとったゾロゆきさんが真ん中にどーんと現れてみんな大好きBaila Meを熱唱。ここんとこなにかとSNSでバイラがネタ化されちゃってましたが(だいたい井ノ原くんのせい)、やっぱりちゃんと歌うbaila meは男気があってかっこいい!日本版も後半はスパニッシュで歌ってたんですね~ジプキン歌う坂本くんすごく良かったです。

もう一度皆さんと三方向挨拶し、全員が捌けたあとも鳴り止まぬ拍手を聞いて一人戻ってきてくれた坂本くん。

坂「羽毛田さんも捌けたので」客(失笑)坂「これずっと言いたかったの、んふふw仕方ないので僕が弾きますね」客「ひえええ!(声にならない悲鳴)」坂「あのね、僕が一番びっくりしてるから!」

ということでここにきてまさかのピアノ弾き語りが待ってたとは思ってなかった我々大興奮。坂「今日来てくれた皆さんに伝えたい気持ちが詰まっている曲です」と、前半ピアノの弾き語りも交えながら歌ってくれたのはオズのI honestly love you。本来これはエイズで亡くなったグレッグがそのあとエイズ感染が判明したピーターを死してなお励ます歌なので多分坂本くんはこの曲歌ってないと思いますが、オズの中でも私が大好きな曲なので*7最後にこの曲を持ってきてくれてジーンときました。後半は羽毛田さんも戻ってきて残りを弾いてくれました(笑)

曲が終わると客席総スタンディングオベーション。坂「V6では緊張するのにミュージカルを演じると不思議と緊張しないんだよね。逆に今日は皆さんから授業参観に来た親みたいな緊張感感じてたけど(笑)」「今日は楽しんでいただけましたか?皆さん来ていただいて本当にありがとうございました。また、みなさんに近いうちいいお知らせができたらと思います!あっ、ソロコンサートじゃないからね!」どよめく会場。このあとすぐM42の知らせが入るなんて思いもよらなかったよ...そしてちょっとだけ「えっRENT!?」と思った私...流石に違ったね。

 

 

 

以上こんなかんじで2時間ほどのOMSが終わりました。あっという間だったなー!

先に厳しいことを書いちゃうと、特に今回開演前心配していたMCの部分に関してはお客さんに、もとい「V6のファン」に甘える姿勢が強く見られたのかなぁとは思いました。普段やり慣れてないのは分かりますが、段取りに迷いが見えたことで公演全体のテンポが崩れるってのはちょっと残念かなぁと。せっかく自分の公演なんだしなによりグループ活動と切り離した内容をやると言い放ったんだから堂々とやればいいのにと。あと、アンサンブルの皆さんの実力が顕著だったからこそ、坂本くんにはもっと喉の持久力とスタミナを付けて欲しいと心から思いました。年齢の違いもあるかもしれないけど、本人が「年齢を言い訳にしたくない」って言っていたからこそなおさら強く思います。準備期間が短かったこともあると思うけど、最終日のレポで「この日が一番パーフェクトにできたからこの日が初日です」と言ってたらしいのを見つけて、坂本くんそれはプロで20年以上やってる自分が一番わかってると思うけど一番言っちゃダメなやつ...(笑)あとやっぱりあの音程低くなりがちなの気になるから発声法だけじゃなくて音取りについても一回見直してみてもいいと思います。些細なことだけど女性と絡むとき女性アンサンブルのほうが堂々として見えたよ表情とか(笑)

と、偉そうなこと書きましたが、私は今回このような形式でコンサートを開催できたのって本当にすごいと思うし、こんな20何曲も自分が出てきた作品のみで固めるなんて本人もMCで言ってたけどキャリアの積み重ねがなかったらもちろん実現なんかできないわけで。ミュージカル界での坂本くんの立ち位置ってどういうものなんだろうか私は詳しくないのでまだ計りかねていますが、少なくとも事務所の中では唯一無二な存在としてキャリアを確立しているのはとてもかっこいいことだと思います。こんな素敵な演奏陣とアンサンブルに固められてちやほやされている坂本くんはなかなかV6の仕事では見られない!(笑)セトリで最初の曲と最後の曲どちらもオズの曲だったのも坂本くんらしいなぁと。ピーターアレンというエンターテイナーの影と照らし合わせながら坂本くんのミュージカルキャリアやミュージカルに対する強い思いを考えた時なんだか胸がいっぱいになりました。

どんな曲を選ぶんだろうと思ったけどアンサンブルを入れることでデュエット曲や合唱曲も入れてくれて、しかも自分以外の役の曲も歌ってくれたのは嬉しかったです。きっと作品を見てきた人たちはもっと違う感動があったんじゃないでしょうか。ミーハーなメジャー曲からちょっとコアな曲まで網羅してる素敵なセトリでした。

なにより個人的に一番嬉しかったのは坂本くんがこのコンサートを「キャリアの一区切り」としてではなく、新たな窓口として見据えていることが伝わったことです。冒頭でも言いましたが私はぶいのファンになる前からミュージカル作品は元々好きで、だからこそファンになってからは坂本くんにどんな作品やってほしいか日々妄想してたんですけど(笑)、

こ!れ!

Aaron自体年齢が岡田くんよりも下だから同格比較しちゃだめなんだけど、シアターデビューがRENTで、その後ヘアスプレーのリンク、三銃士のダルタニアン、next to normalのゲイブ、ウィキッドのフィエロ、最近はグリースのダニーやアサシンズのジョンウィルキス等全部全部私が坂本くんで観たいと思ってた役ばっかり!

何が言いたいかって、坂本くん今までの作品傾向としてはブロードウェイの中でもクラシカルブロードウェイミュージカルという、正直ストーリーは単純明快でどちらかというとダンス・歌パフォーマンスの様式美を重視した作品を中心に出演されてたと思うのですが、私以上にまず本人がRENTのような複雑な心理描写含む濃いストーリーラインや演技・表情に重きを置いたモダンミュージカルに「出たい」「やりたい」と明言して意思表示してくれたのがすごく嬉しかったです。

今回のコンサートもこうめいさん「フランク・シナトラのような仕上がりのコンサート」的なことを仰ってましたが、コンサート見てわかったけどまずそもそも選曲自体シナトラが今まで演じたもしくは歌ってきた曲ばかりじゃん!(笑)つまり今まで坂本くんって本当に由緒正しき伝統ミュージカルをやってきたんだなぁと改めてこの総集編のようなコンサート見て思ったのと同時に、もっと別の一面も観たいと思いました。RENT自体はちょっと青年群像劇ってとこがあるから44歳の坂本くんにロジャーができるか若干疑問が残りますが(とはいえ過去3回日本で公開オーディションの話が出たとき全部そのURL坂本くんに送りつけたいって気持ちは私にもあったよ!去年は20周年かぶってたから無理そうだったけど)、Murder for twoというオフブロードウェイ作品出演も決まりましたし、これからさらにミュージカルっていう領域での坂本くんの受け皿もしくは窓口が広がったらいいなぁと心から思いました。だから冒頭で「坂本君頑張れ」と思ったと書いたんです。

欲を言えばもっと色んな人にこの坂本くんを自慢してちやほやしてもらう機会が欲しかったなぁと。ファンの中でも4回の公演チケットは争奪戦であったが故、ちらっとアンサンブルの方のブログとか拝見したらOMSのことを「誰にも言えぬ舞台」って言ってたのはちょっと寂しかった...本田さんやバイオリンの今野さんもツイッターで「特に告知ができないお仕事」みたいな表現を使ってたし、でも仕事が公になった段階で余分のチケットほとんどなかったのもあるから仕方ないのかなぁと。悔しい!!映像化は著作権の問題上難しかったりするかなぁとも思いますが、せめてCDとか出してくれたりしないかなぁ!!!

 

 

 

 

 

 

*1:がしかしヒメアノ~ルの名前が言えず「ヒメ?ヒメア...」と噛みまくり、挙句は客席に聞くという

*2:実際6日ソワレに剛くんが見に来たとき本当に歌詞ど忘れで何度か噛んだとか。素人かw

*3:2015年12月12日放送の回

*4:そういえばスピードラーニングの進捗はどうですかまーくんさん

*5:多分加賀谷真聡さんかな?

*6:実際一階席に着物の方いらっしゃった

*7:グレッグが歌ったのもいいけど、当時オリビア・ニュートン=ジョンが歌ったやつも好きだよ