ブッ壊れたシャワーヘッド

好きなものを、不規則に撒き散らすだけ

16/06/02 オフブロードウェーミュージカルMurder for Two ソワレ@世田谷パブリックシアター

三宅の健くん、37歳誕生日おめでとうございました!!!にこ健が愛に満ち溢れてて胸がいっぱいになりました。祝ってるのはこっちの方だったはずなのに...!今年一年も素敵な一年になりますように!あと滝沢歌舞伎の円盤、首を長くしてお待ちしております。

 

 

どうも、先日のエントリーで「サスペンダー」という言葉がど~~~しても思い出せなくて、さんざん考えた末にググール先輩の検索欄に「ズボン ベルトじゃなくて」と打ち込んだらまさかまさかちゃんとサスペンダーと出てきたので非常に驚きました、にわかあめです。さすがggr先輩。というか年々語彙力というか日本語が退化してきてる自覚があるんだが大丈夫か私。本もっと読もうね。

 

さてマーダー!

FC名義のは全落ちしてしまいましたが、一般で運良く立ち見席が取れたのでしごおわで行ってきました!行けて本当によかった!!!

思えば2月、OMSの初日公演で坂本くんが「近々なんかいい報告ができれば」と言葉を濁したなぁでも楽しみだなぁRENTやりたいって言ってたからRENTとかやるのかなぁと思った矢先、次の日の正午にMfTの仕事の話が公になった時のあの衝撃といったら未だに忘れられません。当時私は前日一緒にOMS初日見に行った他県から東京にお越しのフォロワさんとめっちゃ都内のドーナツ買いに行ってたのですが、ニュース見て二人で「報告はえーよ!」と突っ込みつつも驚きのあまり危うくスマホを落としそうになった記憶が。

たしかにOn The Townは見ましたが、あの時坂本くんもといゲイビーは役柄的に正直出番やセリフもそんなになかったし、2015年はグループ活動のみ、そのあとはOMSだったので、多分頭から最後まで主役として出演して演技してる作品を見るのはこれが初めてだったかもしれないです。前知識がいかんせん『少年時代』と『鍵のかかった部屋』と『ほ魔女』でのあのテレビサイズに収まってない演技だったので*1、正直漠然とした不安を抱えながらの観劇だったのですが(坂本くんまじごめん)、声を大にして言いたい。

最高か!

噂はかねがね聞いてたけど、坂本くんってあんなに板の上だと生き生きしてるというかのびのびとしてるのかっていうのを改めて目の当たりにすることができました。今回多くの役柄を演じ分けるということでどう表現するのかなと思ってたのですが、小道具や声色はもちろん、表情一つ動き一つでさらっと人物転換を行っていてなにも違和感なく楽しむことができました。むしろなぜあの軽やかさはテレビでは表現できないのか

ストーリーの好みとかはさておき、一表現者としてこの作品の坂本くんはすごく魅力的だったし、ぜひこの作品の坂本くんをいろんな人に見てもらって「ね!うちの坂本くんすごいでしょ!」って自慢したいなぁと観ながら思いました。というか再演までいかなくてもいいからCDとか出しません?今回実は歌に関してもV6のライブパフォーマンスすべて込みで私が今まで聞いてきた坂本くんの生歌ナンバーワンに値するピッチの正確さと調子の良さだったので、そういう意味でも満足度がとても高い観劇経験になりました。もちろんピアノも!去年片手弾きのきらきら星もドキドキハラハラさせる指さばきだったのに本当によく短期間であんな仕上げてきたね...プロってすごい...

 

では、以下拙いネタバレなのでたたみます。なお英語でですがオリジナルの脚本はネット販売されているようなので、もし英語チャレンジしてみてもいいよって方はぜひそっちも購入されてみると、どんな話なのかは多少つかみやすくなるかもです。ちなみにストーリーが飛び飛びなのと私の記憶もおぼろげなのでいつものことですが色々間違ってるかもです。あしからず。

 

 

 

 

*1:一度坂本さん担の人にこれら映像作品の感想聞いてみたいMA・JI・DE

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Forever Plaid(再演)全曲感想

 

というわけで曲ごとにセルフメモ用の殴り書きを。

 

 

 

1.Deus ex Plaid

ロウソクを持って上手側通路から暗闇の中整列して現れる四人。順番はたしかフランキージンクススパーキースマッジ。パンフによると会場によって列の間隔が異なるので毎回きちんと整列するのが難しかったそうです(笑) 原作の「Sh Boom」を「しょぼーん」と翻訳してたのは乙だなぁと思いました。4人がもう一度コンサートを開くことを決意してスタンドマイクにかけてあったクロスを取ってたたむシーンはひろしがほかの三人よりも大げさなくらい顎をくいーーーーっと上にあげてから布を顎と胸のあいだに挟んでたのたのめっかわだった。あとスパーキー兄ちゃんに蝶ネクタイ直して貰うときすんごい胸張ってたの幼くて可愛すぎ泣いた。

 

2.Three Coins In the Fountain (Sammy Cahn and Jule Styne)

冒頭シーンのひろしがジンクスを演じようとするあまりちょっと肩と表情に力入れすぎてたのもあり、この曲のイントロで4人が一人ずつ客席側に振り向くところでひろしの一瞬和らいだ微笑みが見えるのマジ最高。「それはどこ?」とか「それはだれ?」って歌詞で三人がリードボーカルフランキーの方にスタンドマイクごと傾いて歌うんだけど、ジンクスが一番フランキーから遠い位置にあることもあってひときわ上目使いでフランキーのこと見てるのすんごい可愛い。連れ去りたい。

 

3.Gotta Be This or That (Sonny Skylar)/4.Undecided (Sid Robbin and Charles Shavers)

二曲のリミックス。スパーキーがすごく楽しんで歌ってます(笑)ジンクスがマイクスタンド撫でるときの手つきがかなりエロいんですがやはりアイドルの貫禄ですかね。スマッジの低音がとってもセクシーでした。

 

5.Moment To Remember (Al Stillman and Robert Allen)

ジンクスリードボーカル曲!!「きせつは~ながれて~」の歌い出しが線香花火みたいなちょっとビブラートの入る危うい声で色々とドキドキしました。上がる音程を歌うとき決まって少し首も上にちょっと伸ばしてるの可愛すぎ。あと音伸ばすときちょっとだけ首をかしげるのも。途中ジンクス以外の三人による青春小話みたいなのが入るんだけど(「君とドライブインシアターに行ったけど、映画は...見なかった~!」とか)意外と客席があまり笑わなかった記憶が。面白かったのに特にフランキーの顔芸(笑) 

余談ですがこの曲ほとんど「woo」ハモなんですけどスパーキーのwooの言い方が「ゆ~」に近いようなああいうビジュアル系バンドっぽい歌い方だったので「SOPHIAだ~」と思った記憶が。ただそのせいでちょっとだけほか三人より声が浮いてた。

 

6.Crazy'Bout Ya Baby (Pat Barret and Rudi Maugeri)

楽しい曲!WSとかにもあったと思うけどトイレのしゅぽしゅぽで歌うやつ。それを使ってた理由はメンバーのうち誰かがトイレ修理のバイトをしてたからでしたっけね。持ってきたしゅぽしゅぽ配るときスパーキーがフランキーのお尻から何かを抽出し、その抽出したなにかをジンクスのに流し込み、それをジンクスが客席にばらまくという謎のコントが(笑) ばらまいてるときのジンクスの笑顔が最高でした。「にぱーっ!」って感じのやつ。結局あれなんだったんだう〇こかな?(笑)

「crazy bout ya baby」と歌うときに両手の人差し指を上に向けてぐるぐる回す振り付けがあるんですけど、中の人の指結構男らしくて太いのでジンクスちゃんがやると顔の甘さと手の男らしさのコントラストがとんでもなく素敵なことに。

あ、客席も一緒に手拍子やるので楽しいですよ。

 

(インターバル:オストライザー音楽学校のコーラス芸)

ここのスパーキーとジンクスのプチ兄弟喧嘩というかチクリ合いがすごく兄弟っぽかったというかジンクスの末っ子感がすごかった。あとミキサーの声真似なのであのうねりを出すために喉とか胸をチョップしながらジャンプするんですけどひろしめっちゃ自分の胸強打してたよ大丈夫?(笑)

 

7.No Not Much (Al Stillman and Robert Allen)

ジンクスが一番好きな曲でジンクスリード曲。好きなあまり歌い出しとちっちゃうのかわいいね。やっぱバラードが似合うジンクス。レポにも書いたけど「たぶん」って歌詞でアヒル口にして肩すくめるの最高に可愛くてあざといから~。からの「でも」で一瞬低い音程を歌うときの色気がすごい。ギャップ。なおこのあと鼻血出します(笑)

 

8.Sh Boom (the Chords) (前奏のみ)/9.Perfidia (Milton Leeds and Alberto Dominguez)

鼻血もかたまり、フランキーの過呼吸も収まり、スパーキーもスペイン語の歌詞のメモを書き終わったので再開。スパーキーリード曲ということでスパーキー最高に生き生きしてましたよ(笑)歌い始めの前に振り付けを忘れたと焦るジンクスにスパーキーが教えてあげてたのですが、公演回数が進むごとにどんどんダンスの内容がセクシーというか過激というかになっていた記憶が(笑)神奈川公演では何度もジンクスにケツをぐるぐる回させてました。ごちそうさまです。客席にスペイン語のC&Rをさせてたのもこの曲です。しかし松岡さんの声の伸びいいよなぁ。

歌い終わってからこの曲実は裏切りに関する曲だとスマッジから聴いて前列のお客さんを指差しながらスパーキーが「裏切り者~!騙された~!」と泣き叫ぶのも恒例恒例。

ちなみにジンクスちゃんまた鼻血ぶり返します。ここで鼻ティッシュ!かーわいー!MCまで鼻ティッシュしたままだったので他三人に指摘されて慌てて後ろ向いてティッシュ抜き出すのすんごい末っ子。

 

10.Cry (Churchill Kohlman)

ジンクスリード曲。今まで緊張がいまいち解けなかったジンクスが初めて自分がリードを感情込めて歌うことで開放的な気持ちになり緊張がほぐれることになる曲です。感情極まってサビのときに両膝を地面につけて腹から大声出してたからかに歌うジンクスがすごくいじらしくて。というか丹田ちゃんと使ったらひろしこんなに声出るんだと純粋に感動しました。特にフェイクとかの技工も入れずストレートに歌うからなおさらこの曲の良さがつたわる。あと他三人のコーラスワークが地味に難しくてびっくり。

 

11.16 Tons (Merle Travis)/12.Chain Gang (Sam Cooke)

 もうひたすら年長二人特にスマッジが光る曲。16トンがスマッジリードでチェインギャングがフランキーリード。後半スマッジもケチャップ瓶をスプーンかなんかで叩いてパーカッションを。なおスパーキーが鍵盤ハーモニカを担当、ジンクスちゃんは鎖を使ったパーカッションとかわいい担当です。労働者や囚人のことを歌う曲ということでリードはもちろんマスキュリンで轟くような声ですが、16トンではジンクスとフランキーによるダンスも。ダンスの趣旨は多分重いものを運ぶ労働者たちを表現してる振り付けなんだろうけど、なんだろう、中の人のことも相まって二人が俵運んでる人にしか見えない(笑) ターンからの指差しはめちゃくちゃ決まっててかっこよかったです。

 

(インターバル:forever plaid営業内容紹介)

要は「(自分の曲があるわけでもないので)営業ではなんでも歌いますよ!」と結婚式、イタリアン結婚式、記念日、クリスマスパーティ、ユダヤ式クリスマス、アメリカ南部の記念日等でよくうたわれる曲をメドレー形式で踊りながら披露。マジで仕事選ばない4人。ここらへんはアメリカみたいな民族るつぼだと本当に「ザ・典型」な選曲ばかりで結構ジョークとして面白かったのですが、我々日本人の観客の何割に伝わったかは不明かな。ユダヤ式クリスマス祝う4人のしかめっ面がちょっと面白かったです*1

 

13.She Love You (The Beatles)

ここも本来は笑う箇所なはずなんだけどあんま伝わってなかった感じ?趣旨としては「若い世代のお客さんにも喜んでもらえますように、自分たちのレパートリーに当時最新のポップスとしてビートルズとかも入れてるんですよ~」といいながら、ちゃっかりプラッズオリジナルアレンジにしちゃってるっていうジョークで歌の語尾をちょいちょい変えてあるアレンジになってたという。途中の「ぶんでぃやーらぶんでぃたらーはっびはっびはっびー♪」で四人が横一列で前ならえしながらぴょんぴょん跳ねてたのがめっちゃ可愛かったです。

 

15.Dream Along with Me (Sonny Skylar)

16.Magic Moment (Burt Bacharach and Hal David)

17.Temptation (Arthur Freed and Nacio Herb Brown)

スパーキーによる回想シーン前半でメインは他三人がバックコーラスで歌ってたメドレー。ペリーコモがたまたまバイト先のガソリンスタンドに来てくれたので、興奮したスパーキーは出来もしないのに嘘をついて車を修理しそれでも治せなかったとペリーコモを留まらせ、ガソリンスタンドからほど近いところにあるバーでやる4人のライブショーを見に来るよう誘います。スパーキーが生き生きとその話をしてる後ろでコーラス歌いながら特にジンクスちゃんとスマッジが時折肩をすくめて「やれやれ」みたいな顔をしながらお互い向き合ってこそこそ話してるのめっかわだった。

 

18.Papa Loves Mambo (Al Hoffman, Dick Manning and Bix Reichner)

回想シーン中盤戦。ショーに来てくれただけでなく最前列で観覧してくれたペリーコモに対して当時歌っていた曲がこの車のCMでももクロちゃんとかが歌ってるのでもお馴染みのぱぱらぶまんぼ。4人がマンボの振り付けを行いながらバーっぽいピンクのあかりの中歌います。「右へ~左へ~」の振りが可愛かったなぁ。両手を星みたいにキラキラさせる振り付けのときはジンクスちゃんの表情もめっちゃキラキラしてた。

 

19.Catch A Falling Star (Paul Vance and Lee Pockriss)

20.Sing to me Mr.C (Charles Ray)

フランキーリードでペリーコモに対する感謝と敬意を述べる二曲なのですが、その前に回想話のオチとしてペリーコモがプラッズを絶賛し、励ましの意味を込めてスパーキーに自分の黄色いカーディガンをプレゼントするというシーンで、ジンクスがまさかのペリーコモ役で登場。カーデを羽織ってサングラスを掛け、スマッジ扮するヒゲのボディガードと共に颯爽と現れ高座椅子に座るジンクスはもはやひろしというかトニコンの大御所先生(笑) そのうち「井ノ原、お前がやれ」とか言いそうで。

 

21.Day-O (Erick Darling, Bob Carey and Alan Arkin)

22. Kingston Market (Irving Burgle)

23. Jamaica Farewell (Lord Burgess)

カリプソを歌おうコーナー。デーオのイントロで吹き矢のジェスチャーをして強制的にお客さんも眠らせようとするフランキー面白かったです。

 

24.Matilda (Harry Thomas)

曲入る前にジンクスちゃんによる鉄琴披露が!鉄琴叩こうとするも麦わら帽子が邪魔なので他三人に支えてもらうよう促す末っ子がマジ末っ子でした。あとちゃんと間違えず引けたとき3人がめっちゃ拍手してあげてるのもかわいかった~!「トンズラこいた」でみんなで踊るの楽しかったです。掛け合いのところもそれぞれ「グルメな人」「サッカーファンの人」「いい声の人」「ロックな人」と中の人とかけあわせたネタだったので、例えばジンクスがフォークとナイフでステーキ食べるジェスチャーをやってみたり、いい声のおじさん(笑)がドヤ顔で歩き回ってみたりととってもお茶目でした。ステーキ口に入れたときの表情が本当ににこやかで最高(笑)

 

25.Heart And Soul (Hoagy Carmichael and Frank Loesser)

お客さんを舞台にあげて一緒にピアノ弾かせたり踊らせたりするコーナー。バンド勢のたばこ休憩タイムということでスマッジが素敵なピアノ演奏を披露してくれます。そして!ジンクスちゃんによる演奏も!片手だけど!ただどのキーを弾くべきかってのを見せるためだけの演奏なので技術を問うわけでなく、むしろ分かり易いようにめっちゃ指を大げさなくらいに広げて弾くのですが、なんかその様子がピアノ習いたての片手でしか弾けない幼稚園とか小学生低学年の子供みたいでちょ~~可愛かったよ~。お客さんに「僕が一回弾いてみるので見ててくださいね~」っていうのも言い方がすんごい優しかった~。

 

26.Mercury (マーキュリー車CM曲)

ダンボールかなんかに書いたマーキュリー車を持ち上げながら4人で歌うのですが、「マーキュリー♪」のとき「いーっ」って顔になるジンクスちゃんとっても可愛かったです。めっちゃ一生懸命歌ってる~

 

27.Lady Of Spain (Robert Hargreages, Tolchard Evans, Stanley J. Damerell and Jenry Tilsley)

他三人が入れ替わり立ち代り着替えたり道具準備しなきゃならなくてゼーハー言ってるのですが、それを脇目にステージ中心に置いた台の上に立ってフラメンコっぽい振り付け踊りながら一切笑わずソロで歌うジンクスとってもかっこよかったのでひろしにはぜひまたアンダルシアとか歌って欲しいと思いました(KONAMI)。小ネタはやっぱスマッジの「ジョンレノン」と、同じ髪型でもっかい出てきて「オノヨーコ」ってやつが一番笑いました(笑) *2

 

28.Scotland The Brave

完全アカペラで4人が粛々と歌い上げるのですが、ひろしの高音がすごくいい仕事してた!余談ですが他三人はレディオブスペインあたりでもう上着を脱いでワイシャツにサスペンダー姿になってたのに対し、ジンクスは終始上着状態だったので「やっぱひろしは脱ぎ惜しんでるのか...」と勝手に思ってましたけどこの曲で上着とってくれたことでひろしの腰のくびれが顕に...最高か...ってかもっとおたべ...

 

29.SHANGRI LA (Carl Sigman, Matt Malneck and Robert Maxwell)

30.Rags to Riches (Richard Adler and Jerry Ross)

31.Theme from the Good, the Bad, and the Ugly (Ennio Morricone, 一瞬だけ)

プラッズタキシードを着て再度登場した4人がそれぞれ自分たちの創作アルバムカバーをみんなに見せびらかすのですが私が入った東京一回目はジンクスが「プラッズゴールデンディスク」を思いっきり地面に落としてました(笑)

 

32.Love Is A Many Splendored Things (Paul Francis Webster and Sammy Fain)

この曲のジンクスの高音ですごく神聖さが増してるというか。イントロの事故の話に流れてた曲だからこそ泣ける一曲。実際結構客席から鼻をすする音が聞こえてきました。特に千秋楽ではスパーキーが結構涙目で歌っていたのも印象に。歌い終わった後徐々に笑顔がTHE長野博になっていくジンクスも感慨深かったです。

 

 

改めて読み返してみたら私基本的にめんこいとかわいいしか言ってないけど通常運転だな。

*1:多分ユダヤ教=厳粛っていうジョー

*2:そういえば大人計画の社歌で宍戸美和子さんもこのネタやってたなぁと思い出してみたり→レノンとヨーコがメガネ除いて作画一緒ってやつ

16/04/26~16/06/05 オフブロードウェイミュージカルForever Plaid 2016(再演)

16/05/21 17:00~ @グローブ座

16/05/22 13:00~ @グローブ座

16/06/05 17:00~ @KAAT

 

2ヶ月ぶりにしれーっとブログ書いてますが、慣れないしゃっかいじん生活に揉まれながらも充実したヲタクライフは送っておりました。前回立ち上げた企画なるはや更新します。フラグじゃないです。

 

2014年にファンになってSNSを始めてから、あまりにも周りの皆さん、特に長野さんファンが「もっかいジンクスを見たい、もっかいプラッズに会いたい」と言うのを見てきたので、初演のことを知らなかったことを大変恨んだ記憶があります。だから、去年は2015年の12月23日、ミュージックソン手前でいきなりフォエプラ再演のお知らせが来たときは心臓がリアルに口から飛び出そうなくらい驚いたし喜んだことを鮮明に覚えています。再演、本当におめでとうございます。今回は途中で熊本・九州の震災もあり、演者とお客様どちらもなにかと大変なことも色々あったと思いますが、それでも怪我なく無事最後までツアーを終えて千秋楽を迎えられてよかった*1。改めてプラッズの皆様、エバリーの皆様、他関係者の皆様、お疲れ様でした。

 

そして、入ってみて分かった。これはたしかに何回でもプラッズに会いたくなりますわ。今回はワタクシ縁あって東京公演2回、神奈川公演1回の計3回足を運べたのですが、まじ毎回会場出てきたら言葉というか言語能力を失って何を聞かれても「フォエプラはいいぞぉ」としか答えられなかったばぶばぶ。

なんですかねあの中毒性は!

多分ストーリーと深く関係してると思うのですが(後述)、私たちが見に行った回数だけプラッズは転生してくれるんじゃないかという錯覚に陥るわけです*2。ショーが終わりに近づくと本当に4人にこのままこの世にいてほしいという気持ちが膨らんでいくので、「これは次も見に行かなくては」というサイクルへ...

 

私は初演を見ていないのでそれとは比べられませんが(オフブロキャストの映画は見た)、一つのミュージカル作品として見たときに一般的なミュージカルというよりも「Hedwig and the Angry Inch」的なコンサート+追憶形式なので親しみやすかったし、登場人物やストーリーも至極シンプルなのですごく気楽に見れるなぁと思いました。坂本さんも雑誌で言ってましたが、長野さんは素敵な作品に出会ってたんだなぁと*3共演者の中で長野さんが一番末っ子っていうのも新鮮だったし!

 

 

ではいつもの如くここから身も蓋もないネタバレなので一旦たたみます。

 

 

 

 

 

 

*1:スマッジのケチャップ瓶は一回割れて二代目のオーディションを挟んだみたいですが

*2:現実と妄想が区別できない観客

*3:2016.4.20発売TVガイド

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16/02/05 坂本昌行ソロコンサートOne Man Standing @Bunkamuraオーチャードホール

坂本くんこれからも頑張れ!!!!本当この一言に尽きるそんなソロコンでした。公演内容が残念だったとかじゃなく、これからの仕事を見据えてポジティブな意味で。

 

幸運にも初日の19:00開演ソワレに行ってまいりましたよ。

坂本くん、ソロコン実現本当におめでとう

V6のファンになるずっと前から私はミュージカルにわかファンだったので今回のコンサートはそんな私にもグサグサくる内容になっていました。物販はいいけどパンフないのは本当に残念!!手元の半券でかろうじて行ったのが事実だったと認識できてるけど割と夢心地というか現実味を感じないで今も生きてる感ある...というか初日だけMurder for Twoのフライヤーないの辛すぎ。すぐ発表したのはめでたいけど!

Bunkamura行くまでもかなりそわそわしてて。物販がないということで時間がある分一緒に入るお友達とゆっくりご飯を食べてから向かったのですが、

「初ソロコンだけどなにやるの大丈夫」

「MCとかどうするんだろ回せる?アドリブ?台本?」

「一人で歌いっぱなのかな、喉とか保つ?何曲やるの?」

と完全に息子初めての発表会に緊張を隠せないお母さんたちの集まり。今考えても芸歴30年近い人に対してかなり失礼である。しかもMCで本人にもこのファンが醸し出す謎の緊張感をいじられた(後述)。

では以下全編ネタバレなのでご注意を。メモとかしてないのでMCの順序や衣装、内容はあやふやだと思います。あくまでも「こんな雰囲気だったんだ」程度で楽しんでください。

 

 

 

 

 

 

 

私の席は2階中央。ステージを隅から隅まで見渡せますが、オーチャードホールの構造上音が上に飛ぶので音の立体性に欠けるのが少し残念でした。最初生歌が聞こえてきたときも「え?...これほんとに坂本くん歌ってる?」と一瞬疑うくらいには音が平たく聞こえて。仕方ないですけどね。

入場時には紫?の幕が降りてたのですが、19:03(私の時計で)くらいにアナウンスが始まり、客席のライトが徐々に暗くなると二束のスポットライトが幕の上を縦横無尽に駆け巡り、アメリカンなアナウンスとともに幕開けしました。舞台は中央に10段目少し広めの段を含む合計20段弱の階段があってエの字にパフォーマンスステージが広がり、その間にオケピが入るスタイルでした。下手が打楽器、弦楽器、グランドピアノ。上手に管楽器中心といった形です。バイオリンチームとジャズドラムの前には防音壁が置いてあったのかな。そして上には丸の中にMSと書いてあるロゴがかかっていました。背景の基調は青だったと思います。

幕が上がってオケが演奏し始めたら中央上のステージに深い青で細かいラメが入ったスーツを着た坂本くん登場でパフォが始まるという形でした。オーチャードに限らずBunkamuraの施設は基本的にステージの上にモニターが付いてるので曲名や作品名はそこに打ち出されてくという親切設計。

ではオープニングまでつらつらと書いちゃいましたがまずはセトリを。いつものことですが、どの公演も公演中はメモを全く取らない主義なのでセトリ含め全てのレポはおぼろげな記憶とたまにカンニングシートを頼りにしてるので間違ってたらすみません。

 

括弧内は作品名です。略あり。あと作品名で括弧内で補っている部分はモニター表示になく私が書き足したものです。なんで作品名本来表記と違うものとかあったんだろ...特にRENTのアノ曲。

 

・OP narration

・Not the Boy Next Door (Oz)

・You Musn't Kick It Around(Pal Joey)

 

・セルフミュージカルヒストリーを振り返りながらの替え歌メドレー

   阿国のテーマ(阿国)

   やさしさに包まれたなら(魔女宅)

   Sixteen Going on Seventeen (Sound of Music)

            Mon Amour (シェルブールの雨傘)

            My Friend (Blood Brothers)

・Hope(Zorro The Musical)

・Footloose (Footloose)

・(Holding Out For A) Hero(女性アンサンブルのみ)(Footloose)

・Almost Paradise (Footloose)

・Jailhouse Rock (All Shook Up)

 

・Love Me Tender(後半英語歌詞)(ASU)

・'S Wonderful(My One and Only)

Never Gonna Dance(Never Gonna Dance)

・My One And Only (マイワン)タップあり

 

・I Won't Dance (ネバゴナ)

・I Could Write a Book(Pal Joey)

・Bewitched (, Bothered & Bewildered) (PJ)

・Some Other Time(アンサンブルのみ) (On The Town)

・Lucky To Be Me(OTT)

・New York New York(後半アンサンブルのみ)(OTT)

・One Song (Glory) (RENT)

メンバー紹介

・Seasons Of Love(RENT)

・Love Don't Need A Reason(Oz)

 

アンコール

Baila Me(Zorro)後半ジプキン原詞

・I Honestly Love You(Oz) 途中までピアノ弾き語り

 

 

と、曲にしたら27曲だしその中のほとんどを坂本くんは歌ってます。すごい!流石に後半のMCは喉かすれてたかな。あと舞台下手側中央寄りのところに小さい丸テーブルが置いてあってそこにコップとガラスの水ボトルがあり、公演中坂本くんは水飲みお化けになってました。高座椅子もあったけど座っても足が余ってるのほんとおかしい...

アメリカの一昔前のTVショーみたいなOPナレーションのあと、暗くなったオケピから突如バーンと現れた我らマサユキサカモト。2階席からはさすがに表情が少しぼやけて見えたので自前のオペラグラスのぞきながら見てたのですが化粧が完全に舞台仕様でした。ねぇ眉毛!(笑)OTTの時トニの中で一人だけ劇画調だったあの会見を思い出す。いや、会見じゃなくて本番でも一人だけ作画が違ってたんだけどね。

出てきて早々特に喋ることなくボーイフロムオズとパルジョイの曲を歌い上げます。ちゃんとCASTを確認せずいったのでてっきりアンサンブル3、4人規模かと思ったらガッツリ10人、男女各5名いましたね、大変失礼いたしました。今回坂本くんはもちろんのこと、アンサンブルの方々が本当に素敵でダンスはもちろんコーラスもとても力強く厚い層で支えてくれてたので安心できました。ダンスしつつ時折三人ほどスタンドマイクでのコーラスに入ったりしてました。坂本くんも歌いながら網タイツのセクシーな女性アンサンブルの方々とラインダンスを披露したりと冒頭からとても華やか。

二曲終わって坂本くんからの挨拶、の前にまさかのズボンの裾直し(笑)「ちゃんとしたいんです(ぶりっこ)」と言ってたけど人前で階段使って屈んで裾なおすのはいいのか

さて、気になるMCの方でしたが、この挨拶含め、MCは基本的にピアノ兼オケピ指揮羽毛田さんとのやり取りを中心に進められていきます。やっぱり一人で全部仕切るのは難しいよね~。でもそれもあってMCのどこまでが台本でどこまでがアドリブだったのか判断しかねなかったのが今回SNSでのレポの少なさに繋がったのかな?

とにかく冒頭から自信のなさを露呈する坂本くん。「普段は6人でやってるのに今日は僕一人でしかも自前の歌歌わないけど大丈夫かな」とか「商店街でもそうだけど『あーV6のね!』と言われてそのあとからなにも出てこないしV6の坂本って言っても皆わかるか心配」とかぼやいてたけどここ集まってるの坂本担ばかりだからもっと自信持って!

 

その自信のなさもあってか、おかげさまでメンバーの名前もバンバン出てきます(笑)自分ひとりでもっと客の目線をかっさらって良かったのにね。そこが坂本くんらしいけど。まず羽毛田さんの紹介の時は「この人舞台だけじゃなくてドラマとか映画とかも音楽手がけててすごいんですよ!(色々あげて)あとちょっと遡るけどうちの岡田が出てたD&D、DDとか。(観客の薄い反応を聞いて)え、ここもっと驚くとこじゃないの?」いや、すごいけど何度も言いますが一応ここにいるの坂本担ばかりだから...

ちなみにその流れで羽毛田さんご自身が当時レコーディングで弾いたという金妻主題歌を少しだけ弾いてくれました。坂「世代によってはわからないかも?」と言ってたけどドラマはさておき『恋におちて』自体はわかるんじゃないかな!寸止めされたけど坂本くんが「もしもーねがいが、かーなーうーなーらー」と歌うのも聞きたかった気がする。その流れでオケピも紹介したのですが紹介の仕方が「起立!礼!着席!」で可愛かったです。サックスの本田さんも興味あるのでチラ見してたんですけどすごい表情ポケーっとしててめんこかった。今回オケピほんと豪華ですよねー。元T-squareナニワエキスプレスもいるし。ギター天野さんだし。ゾロの曲とか天野さんのスパニッシュギター大活躍でした。ギターの爪弾きめっちゃかっこよ。

さて坂本くんが絶賛する羽毛田さんですが、坂本くんが「どうですか、こんないろんな仕事をしている中ジャニーズのアイドルと共演って...(観客笑)...ちょっと待ってください、なんだよ!!(突然のマサ)」客が流れ分かっていすぎですねさすが。でも本人的にはMCは爆笑取るつもりはなくサラっと流して欲しいそうです(笑)

というわけでコンサート趣旨の紹介。自分が今まで業界に入ってグループ活動を除いて最も力を入れてきたというミュージカルのお仕事を振り返りながらみんなにミュージカルにもっと興味を持ってもらいたい、自分が媒体となって日本の方にもっとミュージカルに親しみをもってもらいたいとのこと。これは関ジャムでも言ってましたね。まぁここ数年で昔と比べて格段とミュージカル上演数は増えたとはいえ、まだまだメジャーとは言い難いし苦手意識を持ってる人も多いですもんね(当ブログ比)。そこでまずは自分のミュージカル経験を一通り振り返りたいと、羽毛田さんのピアノ演奏とともに軽く過去作品の曲を替え歌で口ずさみながら次のナンバーへ進みます。

まず阿国の話。木の実ナナさんの作品で初めてミュージカルの世界に魅了されるように。次の魔女宅はてっきりゆーみんに会えると思ってたのでワクワクして初日台本合わせの稽古場ドアを開いたらユーミンじゃなくてそこには蜷川さんがいて「バカ死ね帰れ!」というありがたい言葉を頂戴したという話(笑)次にデビューちょっと前に参加したサウンドオブミュージックの話であの16 going on 17という歌について触れるのですが、ここで森田くんの名前が。

坂本「そういえばデビュー当時の森田くんもこれくらいの年齢でよく僕と衝突してましたね~。♪I am sixteen going on seventeen言うこと聞けよ!!」子育てで思春期反抗期の息子に苦労したお父さん感(笑)

ちなみにこのあとも律儀にヒメアノ〜ルの宣伝をしてあげてたのですが*1本人いないところでデレまくりとかかわいいね。いたら絶対緊張するだろうに*2

そしてデビュー後初主演のミュージカル、シェルブールの雨傘。歌ってくれた箇所は所謂「シェルブールといえば」とも言えるあの有名パートなんですが、坂「一番有名なのはここなんだけど、このパート俺のじゃないんだよね(笑)俺が歌ったのはほら...『ワイン、もう一杯...』」井ノ原くんがさんざん今までいろんなとこでいじってきたおかげで知ってた。ちなみにモナムールは主に相手役のジュヌヴィエーヴが歌ってますよね。でもこないだネクジェネでこの話題振られたとき「シェルブールは全編通して一曲だからなー」って自分で言ってたじゃん(笑)*3

それからブラッドブラザーズの歌を少し歌い(これも坂本くんの曲というより赤坂くんと一緒に歌った曲なのかな)、ジャケットを脱いでかな?ゾロのあのHopeを歌ってくれました。そういえば私どれも原曲はわかるけど坂本くんが出演した舞台での日本語歌詞がわからないので真相は定かじゃないですが、もしかして歌詞今回のためにところどころ変わった?先日石井一孝さんがご自身のラジオで歌ったHOPEと歌詞が少し異なってんですけど、そもそもどっちが劇中で歌ったバージョンなのか分からなくて。

実はここまではちょっとだけ坂本くんのピッチの低さ及び高音の未熟さが気になったのですが、そろそろ喉もあったまってきたのか次のフットルースあたりからはだいぶマシになりました。まぁV6の曲を歌ってるときも思ったけど坂本くんって音を低めからエグってとる癖があるのかなと。OTTのときも思ったし。HOPEもとい原曲であるジプキンの『Soy』大好きなんだけどどうしても演奏より音程が半音くらい低くてムズムズしましたっていう個人的な感想。

 

さて、壮大なオケの伴奏の中まずはジャケットのみ黒レザーに変えて少しラフな状態で出てきた坂本くん。正にフットルースのあの70年代80年代アメリカンロックな感じでアンサンブルと一緒に踊りながら歌い上げます。当時も運動量が激しくて大変だったという話は何度もラジオで耳にしてましたが、アンサンブルほど動かないとはいえやはりステージの端から端まで縦横無尽に歩き回るので大変そう。さすがに次のシーンでは一旦捌けて女性アンサンブルの皆さんに場を任せます。女性陣のHero、とってもパワフルでカッコ良かったです。みなさんもfootloose全力で歌って踊ってたのにしゅぎょい。メインボーカルはたしか池谷京子さんなのかな?ちなみにメンバー紹介の時は坂本くんに「きょうこちゃん」と呼ばれてました。他の女性陣は下の名前呼び捨てだったのに。距離感。

そしてアンサンブルの男女各一名が残って踊り始めたところをレザージャケにデニムジーンズのASU風に着替えた坂本くんが上手から登場し、ステージ手前からその二人を見上げる形でもうひとりの女性アンサンブルとalmost paradiseを歌います。しっとり歌い上げたかと思ったらお次は下手のオケピから投げられたガイコツマイク(フライヤーに載ってるあれです)を片手に監獄ロック!関ジャムと比べちゃ失礼だけどやはりド派手な管楽器オケ生演奏とアンサンブルの分厚い音声があってより迫力が増してました。これもちょっと歌詞変わってたかな?後半の英語部分も特徴はつかめてて良かったです。

と、一曲挟んだとはいえ割と激しい曲が続いたので歌い終わったとたんヘトヘトになった坂本くん、給水所(違)にフラフラたどり着いたらボトルの水をついでは飲む、ついでは飲む(笑)「ごめん、疲れちゃったw」と水をごくごく飲み干す(©Dahlia)坂本くんに客席から野太い「がんばれー!」という激励が。坂「最高の仲間です(嬉)」と言ってたけどこれあとから知ったんですが長野くんの声だったんですね(笑)めちゃくちゃ二階にも聞こえてきたからてっきりすごい熱烈な男性ファンがいるのかと思った。ある意味間違ってない気もする(笑)

ここで休憩がてらASUの思い出を少し振り返ってたのですが、曰くあるシーンで自分が好きになる女性を演じる女優さんに聖書で頭を殴られる演出で、なぜか千秋楽は本を縦にして殴られめちゃくちゃ痛かったという。ASUの思い出それでいいのか(笑)はにかみながらこの話してる(でもめっちゃゼェハァ言ってる)坂本くんがとっても可愛くてあざとかったです。

坂「じゃあここからちょっと甘くなりますので」客「フゥ~!/」というお決まりの(?)掛け合いもあり、それに対して羽毛田さんに「見てくださいようちのファンいつもこんなんなの、ノリが昭和!」的な言いつけもあり、次の甘いlove me tenderへ。中央に立ってゆったり歌い上げていましたが、ここも英語歌詞で後半歌ってたし坂本くん頑張ったねぇ*4

 

暗転して少し繋ぎの音楽があったあと、とてもシックな黒の燕尾服で登場した坂本くん。一緒に登場した白いドレスを身にまとうアンサンブルの方と優雅なワルツを踊りながらS Wonderfulを歌い上げます。途中女性の膝枕でうたた寝したり、そして最後女性に振られる等の小芝居を挟みながら伸びやかに歌ってました。ターンするたび燕尾服のうしろがひらひらするのすごく素敵でした。燕尾服って一歩間違えるとちょっと古めかしい面白い感じになっちゃうんですけどさすがはあしながおばけおじさん、とってもお似合いでした。最後の女性を見送るしょんぼり顔可愛かった。そのあともネバゴナ、マイワンと続いて、ネバゴナでは女性とのダンス、マイワンでは男性アンサンブルの皆さんと激しいタップを披露してました。ちなみに途中までは歌うだけで、アンサンブルの方がタップシューズを台車で高級レストランにあるような蓋付配膳盆に乗っけて運んできてくれて、坂本くんは一旦革靴を脱いで靴下だけの状態で踊りまわってからシューズに履き替えタップを披露したのですが、靴下まーくんさんをガン見したのは絶対私だけでないはず。このあと紹介されましたがこのシューズ運んでくれた方も「まーくん」だそうです(笑)*5坂「僕もまーくん、彼もまーくん」タップ前半は揃ってたけど後半すこーしだけアンサンブルとズレたのが残念だったかな。

 

果てさて、タップも経てかなりぜぇはぁしながら水飲み場(違)の定位置に戻ったまーくんさん。革靴に履き替える時は羽毛田さんのジャジーなBGMがありました。坂「靴履き替えるのにもこんな素敵なBGMをつけてくださって贅沢ですね~これ弾くの難しいでしょ?」羽毛田さん「全然~」という軽妙なやりとりがあったあと、流れでマイワンのミュージカルナンバーに散りばめられているガーシュウィンの話。ガーシュウィンは10代後半から20代までは歌謡曲の巨匠だったけど晩年は悟り開いてクラシックの名曲もたくさん産んだんだけどそもそも38歳という短命だからすごいよねという話の流れで、

坂「うちの森田がだいたいその年なんですけど彼も大人になりましたね~」

と言ってたのですが、短命の流れで剛ちゃん出しちゃう?&38歳なら多分井ノ原くんの方が近いよ?的な意味で笑っちゃいました(笑)あと剛くん大好きかよ坂本くん。

 

さらに客席いじりを始める坂本くん。

坂「小耳に挟んだけど皆今日何着てくるかわからなかったんだって?振袖着てこうかしらなんて人もいたんだってね?*6でもコンサート楽しんでもらえればいいから、服装はどんな格好でもいいんです!」

ここんとこ続く猛烈なSNS見てるよアッピル。怖い。いつもここやツイッターで言いたい放題言っててごめんね...坂本くん見てる~? あと洋服をどう調達したかという客席アンケートで「タンスの奥から引っ張り出した人ー!」と聞くのはやめなさい(笑)ちなみに私はバリバリ普段観劇の時に着ていく服で来ちゃってました。おめかししたつもりではあるけどなんかごめんね。

さらにさらにはボーイフロムオズの客席いじりの話を出してから、実際坂本くんも客席に降りてお客さんに話しかけることに(坂「二階三階の人ごめんね~」)。下手側通路に降りて10列目前後の通路側女性客に話しかけたのですが、お客さんが緊張して声が震えて小さくなる(気持ちはめっちゃくちゃわかる)のを聞いて、坂「中森明菜さんですか?」と聞いたのは面白かったです。一通り聞いたあとステージに戻ってきた坂本くんの感想「いきなり降りてきて『僕になにか聞きたいこととかありますか』って言われても困るよね!」はい

このあと少しお椅子に座りながらPJのジャズをしっとり歌い上げ、一旦捌けたと思ったらセーラー服のアンサンブルの皆さんが出てきてOTT24時間別れの曲を歌いだし、我々客席側にも「はっ、これはもしや」という雰囲気が漂います。そして...満を持して一年半ぶりのゲイビー様のお出まし!!ついこないだ2016年2月6日のネクジェネで「洗って縮んだせいでつんつるてんになっちゃったんだよね黄ばんでるし」と言ってましたが久々のセーラー服の坂本くんが拝めてとっても興奮しました。lucky to be meを歌ったあとそのままの流れでアンサンブル二名とニューヨークニューヨークを歌ったのですが、心なしかその二人も夕ドロに少し似せてきてめっちゃチップとオジーでした。ここも歌詞の英語の比重増えた?OTTの時は確か「にゅーよくにゅよーーく、やっときたんだー!」と歌ってたのを、今回は「it's a helluva town」と原詞で歌ってたので。

NY, NYの途中で抜けた坂本くんはお次はノーネクタイの黒スーツにお着替えして登場。シャツのボタンがやや空いてて色気があり、個人的に今回の全ての衣装の中でこれが一番好きでした。皆に拍手されお辞儀をしたあと(これまた可愛かった)、坂「今回のソロコンでは自分の今ままでの作品を振り返ってきたけど、振り返れるってことはそれだけ今まで重ねてきたものがあるっていうことですから。だからこれからもいろんなミュージカルと出会っていきたいです。」とのこと。

もうここまでですでに胸いっぱいだったんですけど、坂「今までは僕が出演してきた作品の曲をやってきたんですけど、次にやる曲は僕がいつかやりたいと思っている曲でして、作品が伝える生きていく辛さや悲しさが自分の感情と重なるところがあってとても好きな作品です」と言って一気に「あ、もしや...」という気持ちが高ぶった私。その流れからのone song gloryは興奮で変な声が出ちゃいそうになりました。なんせRENT大好き芸人なんで。し!か!も!生きてるうちに坂本昌行のSeasons of Loveが聞けるなんて私はもうこのホールを出て事故にあっても悔いはないだろうなぁと本気で一瞬思いました。そのあとすぐ「あでもFPあるから死ねない」と思ったけど(長野担の顔文字)。

Seasons Of Loveのまえにアンサンブルを紹介。一人一人呼び込んで定位置にたたせる形式だったのですが

 

●●●●●坂 ●●●●

 

という謎のスペースが空いたまま、坂本くんが出だしを歌おうとします。客席も「?」と思ってたら、アンサンブルがざわつきだし、呼ばれなかった「ミサ」こと藤林美沙さんが怒ったふりして上手舞台袖から出てきてみんなになだめられるという小芝居が(笑)坂「ほんっっっっっとごめんな!」と言って(言い方ちょっとキュンときた)改めて大きな拍手で迎え入れられたミサさんも入れて、11人で歌ったseasons of loveは本当に素敵で鳥肌が立ちました。脳内で英語版が響き渡ってたので日本語詞全く覚えてないけど。まじごめん。「ごじゅうにまんごせんろっぴゃく」って言いづらそうだなぁとは、いつも日本版聞いて思うけど。アンサンブルでジョアンのパート歌った人が上手かったです。

アンサンブルが退場し、「スペシャルバージョンでお送りしました!」という言い訳もいれつつ(笑)、「皆さんにこの曲を捧げたいです」ということでオズのLove Don't need a Reasonを。IZAMさんとキスした曲ですかね。個人的には歌詞の内容ももちろん、オズのこのシーンのストーリーも相まってlove me tenderよりもこっちのほうが甘く感じました。グレッグ関連の曲って本当に胸がきゅっとなりますよね。

一旦三方向挨拶して履けたあと、しばらく鳴り止まない拍手があってアンコール出てきてくれました。まずステージ両側からフラメンコの服装をまとったアンサンブルの方々がガヤガヤ出てきたので、もしやと思ったら案の定!黒ズボンはそのままで白いスーツジャケを身にまとったゾロゆきさんが真ん中にどーんと現れてみんな大好きBaila Meを熱唱。ここんとこなにかとSNSでバイラがネタ化されちゃってましたが(だいたい井ノ原くんのせい)、やっぱりちゃんと歌うbaila meは男気があってかっこいい!日本版も後半はスパニッシュで歌ってたんですね~ジプキン歌う坂本くんすごく良かったです。

もう一度皆さんと三方向挨拶し、全員が捌けたあとも鳴り止まぬ拍手を聞いて一人戻ってきてくれた坂本くん。

坂「羽毛田さんも捌けたので」客(失笑)坂「これずっと言いたかったの、んふふw仕方ないので僕が弾きますね」客「ひえええ!(声にならない悲鳴)」坂「あのね、僕が一番びっくりしてるから!」

ということでここにきてまさかのピアノ弾き語りが待ってたとは思ってなかった我々大興奮。坂「今日来てくれた皆さんに伝えたい気持ちが詰まっている曲です」と、前半ピアノの弾き語りも交えながら歌ってくれたのはオズのI honestly love you。本来これはエイズで亡くなったグレッグがそのあとエイズ感染が判明したピーターを死してなお励ます歌なので多分坂本くんはこの曲歌ってないと思いますが、オズの中でも私が大好きな曲なので*7最後にこの曲を持ってきてくれてジーンときました。後半は羽毛田さんも戻ってきて残りを弾いてくれました(笑)

曲が終わると客席総スタンディングオベーション。坂「V6では緊張するのにミュージカルを演じると不思議と緊張しないんだよね。逆に今日は皆さんから授業参観に来た親みたいな緊張感感じてたけど(笑)」「今日は楽しんでいただけましたか?皆さん来ていただいて本当にありがとうございました。また、みなさんに近いうちいいお知らせができたらと思います!あっ、ソロコンサートじゃないからね!」どよめく会場。このあとすぐM42の知らせが入るなんて思いもよらなかったよ...そしてちょっとだけ「えっRENT!?」と思った私...流石に違ったね。

 

 

 

以上こんなかんじで2時間ほどのOMSが終わりました。あっという間だったなー!

先に厳しいことを書いちゃうと、特に今回開演前心配していたMCの部分に関してはお客さんに、もとい「V6のファン」に甘える姿勢が強く見られたのかなぁとは思いました。普段やり慣れてないのは分かりますが、段取りに迷いが見えたことで公演全体のテンポが崩れるってのはちょっと残念かなぁと。せっかく自分の公演なんだしなによりグループ活動と切り離した内容をやると言い放ったんだから堂々とやればいいのにと。あと、アンサンブルの皆さんの実力が顕著だったからこそ、坂本くんにはもっと喉の持久力とスタミナを付けて欲しいと心から思いました。年齢の違いもあるかもしれないけど、本人が「年齢を言い訳にしたくない」って言っていたからこそなおさら強く思います。準備期間が短かったこともあると思うけど、最終日のレポで「この日が一番パーフェクトにできたからこの日が初日です」と言ってたらしいのを見つけて、坂本くんそれはプロで20年以上やってる自分が一番わかってると思うけど一番言っちゃダメなやつ...(笑)あとやっぱりあの音程低くなりがちなの気になるから発声法だけじゃなくて音取りについても一回見直してみてもいいと思います。些細なことだけど女性と絡むとき女性アンサンブルのほうが堂々として見えたよ表情とか(笑)

と、偉そうなこと書きましたが、私は今回このような形式でコンサートを開催できたのって本当にすごいと思うし、こんな20何曲も自分が出てきた作品のみで固めるなんて本人もMCで言ってたけどキャリアの積み重ねがなかったらもちろん実現なんかできないわけで。ミュージカル界での坂本くんの立ち位置ってどういうものなんだろうか私は詳しくないのでまだ計りかねていますが、少なくとも事務所の中では唯一無二な存在としてキャリアを確立しているのはとてもかっこいいことだと思います。こんな素敵な演奏陣とアンサンブルに固められてちやほやされている坂本くんはなかなかV6の仕事では見られない!(笑)セトリで最初の曲と最後の曲どちらもオズの曲だったのも坂本くんらしいなぁと。ピーターアレンというエンターテイナーの影と照らし合わせながら坂本くんのミュージカルキャリアやミュージカルに対する強い思いを考えた時なんだか胸がいっぱいになりました。

どんな曲を選ぶんだろうと思ったけどアンサンブルを入れることでデュエット曲や合唱曲も入れてくれて、しかも自分以外の役の曲も歌ってくれたのは嬉しかったです。きっと作品を見てきた人たちはもっと違う感動があったんじゃないでしょうか。ミーハーなメジャー曲からちょっとコアな曲まで網羅してる素敵なセトリでした。

なにより個人的に一番嬉しかったのは坂本くんがこのコンサートを「キャリアの一区切り」としてではなく、新たな窓口として見据えていることが伝わったことです。冒頭でも言いましたが私はぶいのファンになる前からミュージカル作品は元々好きで、だからこそファンになってからは坂本くんにどんな作品やってほしいか日々妄想してたんですけど(笑)、

こ!れ!

Aaron自体年齢が岡田くんよりも下だから同格比較しちゃだめなんだけど、シアターデビューがRENTで、その後ヘアスプレーのリンク、三銃士のダルタニアン、next to normalのゲイブ、ウィキッドのフィエロ、最近はグリースのダニーやアサシンズのジョンウィルキス等全部全部私が坂本くんで観たいと思ってた役ばっかり!

何が言いたいかって、坂本くん今までの作品傾向としてはブロードウェイの中でもクラシカルブロードウェイミュージカルという、正直ストーリーは単純明快でどちらかというとダンス・歌パフォーマンスの様式美を重視した作品を中心に出演されてたと思うのですが、私以上にまず本人がRENTのような複雑な心理描写含む濃いストーリーラインや演技・表情に重きを置いたモダンミュージカルに「出たい」「やりたい」と明言して意思表示してくれたのがすごく嬉しかったです。

今回のコンサートもこうめいさん「フランク・シナトラのような仕上がりのコンサート」的なことを仰ってましたが、コンサート見てわかったけどまずそもそも選曲自体シナトラが今まで演じたもしくは歌ってきた曲ばかりじゃん!(笑)つまり今まで坂本くんって本当に由緒正しき伝統ミュージカルをやってきたんだなぁと改めてこの総集編のようなコンサート見て思ったのと同時に、もっと別の一面も観たいと思いました。RENT自体はちょっと青年群像劇ってとこがあるから44歳の坂本くんにロジャーができるか若干疑問が残りますが(とはいえ過去3回日本で公開オーディションの話が出たとき全部そのURL坂本くんに送りつけたいって気持ちは私にもあったよ!去年は20周年かぶってたから無理そうだったけど)、Murder for twoというオフブロードウェイ作品出演も決まりましたし、これからさらにミュージカルっていう領域での坂本くんの受け皿もしくは窓口が広がったらいいなぁと心から思いました。だから冒頭で「坂本君頑張れ」と思ったと書いたんです。

欲を言えばもっと色んな人にこの坂本くんを自慢してちやほやしてもらう機会が欲しかったなぁと。ファンの中でも4回の公演チケットは争奪戦であったが故、ちらっとアンサンブルの方のブログとか拝見したらOMSのことを「誰にも言えぬ舞台」って言ってたのはちょっと寂しかった...本田さんやバイオリンの今野さんもツイッターで「特に告知ができないお仕事」みたいな表現を使ってたし、でも仕事が公になった段階で余分のチケットほとんどなかったのもあるから仕方ないのかなぁと。悔しい!!映像化は著作権の問題上難しかったりするかなぁとも思いますが、せめてCDとか出してくれたりしないかなぁ!!!

 

 

 

 

 

 

*1:がしかしヒメアノ~ルの名前が言えず「ヒメ?ヒメア...」と噛みまくり、挙句は客席に聞くという

*2:実際6日ソワレに剛くんが見に来たとき本当に歌詞ど忘れで何度か噛んだとか。素人かw

*3:2015年12月12日放送の回

*4:そういえばスピードラーニングの進捗はどうですかまーくんさん

*5:多分加賀谷真聡さんかな?

*6:実際一階席に着物の方いらっしゃった

*7:グレッグが歌ったのもいいけど、当時オリビア・ニュートン=ジョンが歌ったやつも好きだよ

あけまして

おめでとうございます!

更新頻度は決して高くありませんが、知らないうちにもうこのブログを始めて1年以上が経っていました。読んでくださっている皆さんありがとうございます。ツイッターでもたまに反応くださる方とかいらっしゃって本当にいつも感謝しています。嬉しいです。今年も何卒よろしくお願いします。

 

まずは24時間チャリティラジオミュージックソンお疲れさまです、そして、紅白とカウコン無事終了しましたね。井ノ原くん筆頭に皆さん本当に、本当にお疲れ様でした。白組が負けてしまい旗持ち井ノ原くんが見られなかったのは残念ですが、所詮勝ち負けは二の次。安心感のある井ノ原くんの司会進行と気配り、去年と比べて随分リラックスした表情の坂本さん(前髪最高)、終始アヒル口の長野さん(かわいい!!あざとい!!かわいい!!!)、楽しそうにキャラクターのきぐるみたちと戯れる剛くん(笑顔が天使)、噛まずに済んで安堵の表情を漏らす健くん(よかったねぇ健くん)、井ノ原くん振り回したりプルート先輩の鼻めっちゃこすったりとなにかと自由で楽しそうだった岡田くん(ヤバイ笑)、そしてなにより6人の素敵なパフォーマンスを見られてとてもいい年末になりました。カウコンでは6人がVTRで自由にふざけたり土台職人が持ち上げられたりと可愛かった一方で、プレ販でV6のうちわがかなり早い段階で売り切れてしまったり・現場にいないせいでひがしくんのアンダルシアバックにもつけずシャッフルメドレーやツーショット企画も参加できず年男企画にも岡田くんが合流できなかったのが非常に心残りでしたね。その分お年玉とか紅白裏話超楽しみにしています(迫真)

*1

 

早速去年の暮れから坂本くんソロコン、長野さんのフォエプラ再演、フォエバコンDVD発売決定、過去コンサート映像BD化決定等たくさん情報が出てきましたね。私として今年は卒業~就職を控えているので正直どうなることやら全く見通しがつかないというところが本音ですが、是非今年もヲタ充したいと思います。まずは卒論。こんなの書いてる場合じゃねぇ(笑)

 

さて、個人的に2015年の大きなこととしてはBROS.を退会したことでしょうか。結婚が全く関係ないと言ったら嘘なんですけど、福山さんが結婚したということより、結婚前後に感じた福山さんの活動形態の変化が主な原因なのかなぁと思ってます。具体的な自分語りは2015年感謝祭のレポがてら別エントリーで書きたいと思いますが、これからはFCの外側から福山さんの音楽作品をひっそり応援しようかなと。余談ですがファンクラブ継続を完全に断念させてくれた今回の感謝祭では最後の最後で私の一番好きな曲を歌ってくれたので自分の中では最高な有終の美を飾れたと思います。ましゃありがとう(エゴサ用)。

 

ではでは、皆さんの一年が素敵なものになりますように!

 

 

 

*1:プラマイでマイナス

20周年yearを振り返って

V6紅白2度目の出場、そして井ノ原さん白組司会決定、本当に本当におめでとうございます!一昨年あたりからの流れを見てそもそもカウコンにあまり期待を持っていなかった分、今年の年末は6人を見て年を越すことができるのかなと少し不安を持っていたのですが、これで安心!!楽しい大晦日になりそうです*1。なにより去年散々おじさんたちが口を揃えて「冥土の土産だ!」「祭りだ!」「記念だ!」と紅白出場は最初で最後みたいな前提で話していたけど、今年も(恐らく20周年と司会にあやかって)出場できたことが嬉しいです。去年は裏話含めていろ~んな素敵なネタを提供してくれた紅白*2。今年はどうなるんだろー!その前にFNSとミュージックソンもあるし、12月も楽しみいっぱいですね。*3

 

さて、2014年11月1日から2015年11月1日デビュー20周年記念日までV6さんは「20周年year」と称して代々木第一体育館でのライブを着地点に走り抜けてきました。私はFCに入会したのが2015年の3月なのですが、10月のOn The Town以降はもうぶいごとに興味を持ってフォローしてたので、6人の20周年yearの活動履歴は正にワタクシにわかあめのファン歴1年目の履歴になったわけです。ということでこの一年ぶいさんにどんなお仕事があったか、私がどんなぶいさんをいろんな媒体で目の当たりにしたか、軽く振り返ってみたいなと思います。

注意点としては抜けてるところもたくさんあるしあくまでも私の印象に深く残った仕事が中心であることです。一応カテゴリー別にグループと個人両方のことを混ぜて書こうと思っているのですが、いかんせん細かいメモがあるわけでないのでなにか大事なことが抜けてたら本当にごめんなさいそして教えていただけると嬉しいです。

このエントリーを絶対年内に書いておきたいなと11月から思ってたのですが、いざ書こうと思ったときあまりの手元資料のなさに生まれて初めて「ヲタ活手帳を普段用手帳とは別に持ちたい」と思いました。というか今年から持とうかなマジで。マンスリータイプの薄いやつでいいから。でもせっかく手帳を買ったところで露出が一気に減ったらめちゃくちゃ悲しいしさみしいので21年目もよろしくお願いします(?)

 

 

 

音楽出版物編

・45枚目シングル『Timeless』が「V620周年突入第一弾シングル」の名目で5月8日発売開始。初めてDVD-Cardという特典が付く(SPOT LIGHTの360°パノラマ映像の期間限定公開→11月1日配信終了)。さらにシングル発売記念イベントへの応募券が同封される

・デビュー後両A面曲とOneを除いた全てのシングルを収録し、さらに各形態で新曲を付けた20周年ベストアルバム『SUPER Very best』が7月28日発売開始。「Anniversary Shop盤」という全53曲MVを収録した名前刻字入り限定生産版も受注生産された(※販売終了)。他形態の付属DVDには新曲MV及びメイキングだけでなくGW中女子大で行われた一泊二日の合宿の模様が収録され、DVD-Cardではトニセンラジオ1000回記念の収録の模様が限定公開された→2016年1月31日配信終了予定。ライブツアーの各会場620人限定公開リハの応募シリアルコードも同封される

・アニバーサリーライブツアー期間中はライブ会場限定のSVb通常版で『Wait For You』のピアノバージョンをDVD-Card経由で期間限定公開→12月2日配信終了

・ディズニーソングベストアルバムにMarsa Sakamotoの『You'll Be In My Heart』収録決定→11月18日発売

 

特典の内容までまとめたから多く見えるけど実際発売したのはシングル一枚とベストアルバム一枚のみ。ベストアルバムとか単体の価格が高い割には形態が多いからめっちゃ投資したイメージあるけど実際今年発売した作品は多くないんですねぇ。でもTimelessではMVで6×20=120人に増えちゃうし、「此処から」では6人で作詞・井ノ原くん作曲しちゃうし、「Wait for you」*4ではLady GagaとかのアルバムをプロデュースしてるRed Oneさんを日本のアーティスト第一号として制作陣に呼んでるし、内容の密度はかなり濃い。しかもシングルに至っては21年連続TOP10入りで歴代単独一位だし。おめでとうございます。合宿もとっても可愛かったですよね。個人的に寝起きドッキリで岡田くんを起こすとき「おっは↓よ↑~」と挨拶したダサ寝巻き・寝癖ヘアの長野さんと、ジャケット撮影で健くんにあごひげジョリジョリされて目をちょっとだけ嫌そうにつむる長野さんがツボです。

というかTimeless発売の時「V620周年突入シングル第一弾!」と銘打ってたから第二弾がいつ来るかいつ来るかずっと待ちわびてたんですけど2015年12月4日現在来てないですね。いつ来るんですか?

 

 

CM・コラボ編

・6人全員で関西セルラー以来約14年ぶりにAGFあれこれドリコレのCMに出演、11月21日からオンエア開始(2015年12月現在契約切れ)

・テレ東アニメ「フェアリーテイル」のOPに『Timeless』収録楽曲「BREAK OUT」が起用される(2015年1月17日~3月28日)

・3月7日時点でひらかたパーク2014年度来園者数100万人越え達成でスーパーひらパー兄さんクビ回避、契約延長

・SVb発売記念でローソン・HMVとのコラボ一番くじ、限定商品発売

・カラオケLIVE DAMとのコラボルームが実現、2015年8月29日~2016年1月31日まで全国7店舗で期間限定実施。同時に9月15日~10月19日までDAM Channelに登場

・V6のavexホームページで20周年を記念した「スゴシックス」公開。キャラクターイメージはチップチューンアーティストYMCK企画担当

・坂本くん単独で「夢のキャッチボール 野球・ソフトボールをオリンピック正式種目に」出演

・岡田くん単独でマルちゃん正麺カップのCM

・長野くん単独でJA山形はえぬきのCM

WOWOWでジャニーズ初ライブツアー放送が決定、12月5日に11月1日代々木第一体育館でのライブ模様やリハ模様、ほかにも映画作品や特別番組等が放送予定

・『学校へ行こう2015』中ラブセンCM放映でツイトピホットワードに入る

 

とにかく「久しぶり」とか「初めて」が多かった印象。ドリコレのCM、和気あいあいとして可愛かったですよね~。特に剛くんの「コーヒー取っておかだぁ」が好きすぎて何回もリピった覚えが。当たりくじも結構たくさんの店舗でやってくれたので嬉しかった思い出が。ANNGoldで長野さんが悩み相談のときに謎の告知をぶっこんだのも記憶に新しいですね。コラボルームは今のところ一度行ったのですが聖地というか天国でした...6人に囲まれて6人を拝む世界が存在してただなんて...今のところ皆さん一番そわそわしてるのはWOWOWのライブ放送ですかね?申し込みの時に「V6が見たい!」と言えるのは幸せですね。

 

 

ドラマ・映画・舞台編

浅野ゆう子さん主演、健くんレギュラー出演、坂本くんゲスト出演CX昼ドラ『ほっとけない魔女たち』オリジナルサウンドトラック11月24日発売開始

・剛くん主演舞台「ブエノスアイレス午前零時」が2014年11月28日~12月21日まで新国立劇場・中劇場にて公開。同時期に剛くん主演舞台『鉈切り丸』のDVD発売開始

・岡田くん主演大河ドラマ軍師官兵衛』放映終了→主演バトンタッチ

・岡田くん主演映画『永遠の0』で報知映画賞主演男優賞受賞

・岡田くん日刊スポーツ映画大賞で『永遠の0』『蜩ノ記』主演男優賞受賞

・岡田くん日本アカデミー賞で『永遠の0』『蜩ノ記』優秀作品賞、主演男優賞・助演男優賞W受賞→授賞式で泣く

・渡瀬恒彦さん主演、井ノ原くんレギュラー出演EX系ドラマ『警視庁捜査一課9係』Season10放映、EDに『Timeless』。同時期に10周年アニバーサリーブックも発売

堤真一さん主演CX系ドラマ『リスクの神様』に剛くんレギュラー参加→DVDBOX発売決定

・岡田くん主演映画「図書館戦争The Last Mission」10月公開、同時期にTBSにてSPドラマ放映

・岡田くん主演映画『エヴェレスト 神々の山嶺』2016年3月公開予定。岡田くんが役作りで山男になり、ネパール大地震の1ヶ月前にエヴェレスト現地撮影も行う

・剛くん主演映画『ヒメアノ〜ル』2016年5月R15で公開予定。役作りのために金髪になる

・岡田くん主演映画『海賊とよばれた男』2016年公開予定。役作りのためにデビュー当時を彷彿させる髪型にチェンジ+役の影響でコンサートMCに博多弁を連発

・山田涼介くん主演AX系番組『24時間テレビ』内ドラマ『母さん、僕は大丈夫』に井ノ原くんコーチ役で参加→DVD発売中

 

ざっとこんな感じですかね。もっと細かいのは割愛しました。とにかく森田くん岡田くんが大活躍!私はファンになる前から岡田くんの映像作品は一俳優として好きで色々見ていたのですが、心なしか大河ドラマ主演とW受賞を経て岡田くんの肩の荷がさらに下りて表情が柔らかくなったイメージがあります。まぁ結果それが今年の後輩・メンバーへのセクh...愛情表現に繋がってる気もしなくはないのだが。Timelessの特典でも主演としてのストレスを告白していたけど、前々から「ジャニーズアイドルが役者さんと一緒に演じる仕事をすること」について必要以上にストイックに取り組んでいた印象があるので、これら経験が自己評価の向上につながって欲しいなと思います(突然の上から目線)。図書館戦争初日に見に行ってさらにおかわりしました!動員数100万人突破おめでとう!

そして剛くん!ドラマは実に平清盛以来?ドラマの内容はさておき毎週いろんなコスプレをしてるちょいチャラ男剛くんが見れて素晴らしかったですね*5。舞台でのアルゼンチンタンゴも記憶に新しいです。二役を器用に演じ分ける舞台上の剛くんにはパワーを感じました。ヒメアノ〜ルもめっちゃくちゃ楽しみです!血怖いけど!

来年は映画公開は既に決まっていますが、是非ほかのメンバーのドラマも観たいです。あと岡田くんはもう映画に専念するのかなぁ。ドラマも見たいよ?

 

 

 

ライブ・イベント編

・Timeless発売記念イベント@飛天の間→渋谷スクランブル大パネルでのゲリラ生中継あり(SVb初回A盤にイベントの模様が収録される)

・2015年ライブツアー「ラブセンpresents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995 ~ FOREVER -」8月30日~11月1日日本各地で開催→ファンによるV6楽曲事前人気投票あり

・ライブツアー期間中公開リハあり。一会場につき620人を招待

・11月1日代々木第一体育館でサプライズ記者会見→ニッポン放送第41回チャリティーミュジックソンのパーソナリティ決定

日本武道館にてHey! Say! Jump!との二世代パーソナリティとしてAX系チャリティー番組『24時間テレビ~つなぐ 時をこえて笑顔を~』を進行。募金握手あり

・2016年2月オーチャードホールにて坂本くんソロミュージカル曲コンサートOne Man Standing開催決定

・20周年記念品がFC会員に届く

 

こんなもんでしょうか。なにより今年はツアーですね。シリアルナンバーによる応募が印象に深く残っているのですがこれは今までもあったんですかね、それとも今年からの新しい試み?個人的にTimelessの3Dホログラムは是非生で見てみたかったです。24時間も記憶に新しいですね。これの放送以降私のTLにおじゃんぷさんの名前を見かける回数も増えたような。リーダー会の小山くん現象と勝手に呼んでいます。ちなみに私は伊野尾くん(猫かぶってる方じゃなくて高田純次ばりに適当に司会進行してる方)と裕翔くんが気になっております。岡田くんの迷言も続出でしたね。「首がすわってない」だの「顔が可愛い」だの「ケツをちぎる」だの大変ご迷惑おかけ致しました。岡田くん効果かは知りませんがあのあとのおじゃんぷさんのライブツアーで伊野尾くんのうちわが売り切れたという話を聞いた時はちょっと笑いました(笑) 横アリのリハに行けたのは本当に感謝。ノンブろし可愛かったよぉ。

坂本くんのライブ行きたい切実に。セトリの妄想ばかり先走る毎日

 

 

ラジオ・雑誌編

・「FMサウンドポケット なみはな」に伍代夏子さんがゲスト出演した際健くんの言い間違えに触れ、「全然気にしてないし踊りが良かったから是非またコラボしたいと思ってる。わざわざそれで年賀状を送ってくれていまどき珍しいくらい真面目な若者、お返しに飲める年齢だと思って日本酒を贈った」とのこと。健ちゃんは35歳(当時)に見えていない様子

V6 Next Generationたぶん1000回放送記念でカミセンゲスト、6人ラジオ実現。カミセンが甘やかされた結果今までなかった「ご褒美システム」が設けられる

V6 Next Generationで久々の出張収録@岩手安比高原

・Timeless発売でラジオ宣伝ラッシュ→オバドラスペイン坂生放送

ミッツ・マングローブさんがV6ファンを告白→自分のラジオ番組で2時間特集を組んでくださる(一押しは『微熱のwoman』)

・ANNGoldにV6として坂本くん、長野くん、健くん久々登場(7月30日)。メールでちやほやしてもらい互いに「かわいい」を連発する

・チャリティーラジオミュージックソンパーソナリティに決定

・アイドル誌ポポロで20周年記念・期間限定コーナー「V6の軌跡」が始まる→2015年12月発売号で最終回

・別冊カドカワで特集組まれる

・Chou Chou Aliisで初めて6人インタビューが載る

ESSEで坂本くんがメンバーへのメニューを考案+調理

・月間テレビガイドでの長野さんの連載が100回を超える

・Hanakoで突然長野さんが「おしゃれくいしんぼう」「グルマン」として表紙飾る*6

 

雑誌はほぼほぼひろしでごめんなさい自担なもんで(笑)

後述のテレビでも書こうと思いますが、とにかく20周年ということで6人が揃っていろんな媒体にちやほやされたイメージが強い。ラジオはミッツさんの番組が個人的に驚きましたね。たまに聴いてるのですが、これを放送するちょっと前に歴代ジャニーズグループの話をしている回があって、その時にミッツさんが初めてV6への熱意を語っているのを聞いたんですよ。そしたら「今度ひたすら私が喜ぶだけのV6特集やろうかしら」とおっしゃり、あれよあれよとV6特集が放送されました。ANNGでも話題になってましたね。坂本くんがびっくりと同時に本当に嬉しそうにしてたのでこっちも聞いててほっこりしました。

長野さんはテレビもたまに全然告知なしで突然バラエティに出没したりするんですが、このHanako特集は本当に驚きました。そしてクオリティの高さに3冊買いました。保存用と観賞用とお供え用です。健くんの連載もか~わいい。今の髪型好き。

 

 

 テレビ・音楽番組編

・ライブモンスター未公開+総集編

・20年目にて紅白初出場決定、関連番組にもちょこちょこ。「セクシーなゾーンを見つけちゃうぞ」「踊らされて」等迷言続出、グループ内お年玉贈呈大会+中居くん

・Timeless宣伝時Mステにて「カブトムシの幼虫21匹」「骨で立つ」「ウーパールーパー食べた」発言

・「魁!音楽の時間」に久々出演→19年ぶりのV6ポーズ

・カミセンが少クラプレミアムでKAT-TUNと卓球対決→SPOT LIGHT披露

CDTVでファン人気シングル投票ランキングTop10

Music Dayのジャニーズシャッフルメドレーでウィークエンダーひろしが物議を醸す

・ツアー開始直前に急遽Mステ出演→Wait For You等メドレーを披露

・「SONGS」出演。剛くん→岡田くんの「せめてグループでいるときは笑顔でいてほしい」発言あり

・「ベスア2015」で『Be Yourself』を久々に歌い、さらに全員バク転披露

 

 

もちろん全部ではないですが強く印象に残ってるのを書き出しました。特に一番嬉しかったのはSONGSですかね。とても濃い内容の番組を作ってくださる印象があったのですが、案の定とても素敵な30分でした。6人が過去の酸いも甘いも全部含めて、真摯に面と向き合って話し合えるって、とても健全でいい関係だなぁと素直に思いました。

あと個人的な思い入れはツアー2日前、北海道に飛ぶ前に急遽出演してくれたMステですね。なぜならこれが私の初・生V6になったからです*7。とにかく近くて、とにかく6人ともとってもかっこよかった。あとリハ練習なかったにもかかわらず掛け声等完璧だった洗練されたファンの皆さん(笑)

こないだは突然バク転をぶっ込まれてびっくりしましたね。直前まで田口くんのことでファンでない私も(とはいえ4人の中ではグランマニエが一番好きだった)少し気が滅入ってましたがなんか元気をもらいました。長野さんめっちゃ着地の手元危なかったしかったけど前髪が仕事してたし大丈夫そうだったので結果オーライで。後日の後出し報告で「実は骨折してた」とかはやめてくれ。

 

 

テレビ・バラエティ編

・「嵐にしやがれ」リーダー新年会に坂本くん出演、鯛の刺身をさばき、マジンガーZのカラオケを披露

・年始の「スクール革命」に長野くんが講師として初登場、キムチ鍋

・「アメトーーク」に明太子ジャニーズとして長野くん登場。「ねぶりとる」発言

・井ノ原くんNHKの特番「腸内フローラ」で司会

・健くんNHK番組「みんなの手話」で2年目引き続きナビゲーター担当

・長野くんレギュラー出演番組「水野真紀の魔法のレストランR」特番@シンガポールで長野くん他のプロシェフを負かしてカレーグランプリ受賞

松山ケンイチくんが「あさイチ」金曜プレミアムトーク出演時健くんファンであることを告白

・井ノ原くん、愛川欽也さんに代わり二代目宣伝部長として「アド街ック天国」司会就任

・井ノ原くん「芸能人ですよ旅」「男子ごはん」ゲスト出演で相次いで泥酔状態を地上波で晒す(元凶はワイン)

24時間テレビ初の二世代パーソナリティにHSJの9人とともに就任、関連番宣にたくさん出演する(長野さんようやく青空レストラン出演)。本編では伊東家の食卓も一回きりの復活

・「VS嵐」にV6全員で出演→勝利。ここでかわされた「先輩に負けたらライブでバックダンサーやる」公約を嵐がV6ライブツアー最終日の代々木公演で果たす

・TBS系「有吉・櫻井のアブナイ夜会」に健くん(アルバム宣伝)、坂本長野(学校へ行こう宣伝)、岡田くん(図書館戦争宣伝)出演済み

・晴れ時々ファーム3年目突入。突然番組取材が行われ、その流れで長野くんNHK「スタジオパークへようこそ」にゲスト出演

・岡田くんNHK「ザ・プロファイラー」Season 4の司会者引き続き担当

・「学校へ行こう2015」3時間特番として一夜復活、「愛なんだ」MVサプライズあり。後日冠番組「アメージパング」にて2週連続6人反省会あり。冠番組に初めて6人全員揃う

・長野くんレギュラー出演中「水野真紀の魔法のレストランR」に岡田くんが図書館戦争の宣伝でゲスト出演

 

 

こう見ると今年は本当にテレビ露出が多い一年でしたね!たくさん割愛したものがありますが、傾向としては24時間の番宣で一度ピークを迎え、その次に学校へ行こうの宣伝に小ピークがあるという感じですかね。岡田くんは主演映画の番宣でちょこちょこ出てますが、6人でまとまって出ているのはやはり音楽番組という印象です。

個人的には健くんと長野さんがたまに番宣関係なく謎なタイミングでバラエティに出ていて、「バラエティ本格進出するのかな」と感じた次第です。そして今年はアド街のこともあって、年末の紅白白組司会の発表も含め司会業がさらに強調された一年になったのかなぁと感じます。やっぱり5年間公共放送の朝の番組の司会をやるというのはこういうことなんだなぁと改めて。普段バラエティ出演が少ない剛くんが24時間きっかけで色々番組に出てくれたことや、「V6リーダー」という看板を背負って後輩の番組にちょこちょこお出かけしてくれた坂本くんも印象に残っています。MAXの晴れ時々ファームから見ていたのでてっきり1年くらいで終わると思いきやもう3年目なので、ひろしはここまで来たらファーム是非どんどん続けて欲しいなと切実に願うばかりです。力仕事見られるし美味しい御飯食べてるしいろんなゲストと絡む長野さんが見られるので、フェチズム的な意味でもたまらない番組です。言霊言霊。

 

 

あとこの20周年で触れなくてはならないこと、それは健くんのジャニーズウェブでの連載「にこにこ健」において7月2日付で顔写真が解禁されたことではないでしょうか。解禁後まもなくしてさっそく剛くんa.k.a寺島進が写りこんだ自撮り写真をあげていたのも記憶に新しいですね。この顔写真解禁のおかげで健くんの私服やさらにはオーラスでの6人自撮り写真も見ることができたんだから本当にありがたい。そしてJweb入ってない人は月額たったの300円ちょいだから入ろう。

 

 

 

以上を振り返ると改めて「20周年マジック」というか、記念日恩恵をとても感じる(笑)24時間テレビとかHDの残量と常に戦いながら嬉しい悲鳴をあげていましたね。こないだネクジェネでトニセンが「2015年11月1日でやっと20歳だから、その前は20周年yearといえどまだ19歳なんだよね。でもクリスマスとかもそうだけど準備するまでが一番楽しいじゃん?(ニュアンス)」と言ってましたので、是非20歳になった次の一年も精力的に駆け抜けて欲しいです。もちろん体調とかと相談しながら。

私としてはまだ20周年シングル第二弾と、そろそろ新しいオリジナルアルバムが来てくれることを信じているので、そこんとこ関係者各位よろしくお願いします。あと贅沢言わないからアメジパをどうにか冠番組っぽく6人出演にさせてくれ...でもトニカミ以外の組み合わせ見せてくれてありがとう上二人とか...

 

 

 

 

 

*1:ただしお前は卒論を頑張らないといけない

*2:e.g.井ノ原くん「去年伍代夏子さんの後ろで踊らせていただいたんですけども、V6の三宅健がちょっとした失言がありまして、あと踊り中に草履が脱げるというアクシデントもありましたので、まずは謝罪から入りたいなと思っております」@ニューズウォッチ9

*3:ただその反動で1月からのVロスが怖い

*4:個人的には今年発売の中で一番アニバーサリーっぽい曲だと感じてる

*5:「ソーリーガーイズ、イットマストビーマイラッキデーイ」

*6:HanakoのHはHiroshiのH by マガジンハウス公式アカウント

*7:もちろん舞台でトニセンと剛くんは拝見してるのですが6人揃ってるのはこれが初めて

15/09/20 ラブセンpresents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER- @横浜アリーナ<本編・長野担アングル>

11月1日ついにフォエバコンがオーラスを迎え、V6も20歳の誕生日を迎えましたね。改めておめでとうございます。というわけでもう参加したことすら夢に思えてくるほど記憶もおぼろげなのですが残りのレポもちゃちゃっとまとめてしゃしゃっとあげたいと思います。余談ですがつい先週の11月14日のV6 Next Generationでトニセン三人が口々に「20周年後の静けさが」「19年目で20年year盛り上がっちゃった」「遠足やイベントは前日の準備までが一番楽しい」とかめっちゃさみしいこと言ってたので、そんなこと言わず今年も6人の活動たくさんあって欲しいです。

あ、坂本さんオーチャードホールでのミュージカル曲ソロコンサート本当におめでとうございます!!!!!(唐突)*1絶対行きたいよ。

 

 さて本編レポなのですがツアーも全日程終了したということで全編ネタバレになりますご注意ください。昨今は情報社会だから本当にたくさんの人が各会場各日の詳細レポを素敵な文章であげているし、雑誌でも色々特集してるから、私はそこらへん詳しいことはもう皆さんに頼みます(人頼み)。せっかくなので一回しか参加していない長野担という目線から覚えていることをつらつらと書いてこうかなぁと思います。

実はこれが私の入る初めてのジャニーズのコンサートなのですが、やっぱりライブに足を運ぶことってとても贅沢なことですね!DVDを見ているとどうしても「この振り付けの足の動きが見たいのに見えない」とか「この瞬間の自担を見たいけど見えない」とか、マルチアングルでさえも必ずしも自分が納得の行くアングルで撮ってもらえているわけではないので、その分ライブじゃあ見放題見放題!素晴らしいですね。ただそのせいで困ったことに、私ほとんどひろししか目で追ってなかったらしく(自覚がない)、ライブが終わって同行者の方と話したりTLの皆さんのレポを読んでると意外と見落としてる詳細が多いことに気づきました。贅沢な悩みだね

 

ではワンクッション挟みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ちょっと前に小曽根真さんのピアノコンサートでオーチャード入ったことあるけどそういうレベルのホールだからそこで坂本さんがジャズビックバンドをバックに歌うなんて聞いただけで武者震いが止まらない

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「皆、良い人を好きになったね」

と、V6のファンに対してオカダが言ってたらしい。

らしい、というのはこの言葉はオカダがフォエバコンツアー*1折り返し地点以降で挨拶の時に言い始めるようになったと各所レポで見かけたのみであり、私は横アリ中日一回入ったきりなので自分の耳では聞いていないからである。

でも私はこの言葉にとても胸を打たれた

かつてアウトデラックスに出ていた健くんが言っていたそのとおり、私たちファンが見ているものは映像やキャラクターという媒体のフィルターを通した偶像の虚像に過ぎない。誰しもが自分の好きなアイドルのことを「容姿だけでなく仕事への態度や見えないところでの他者への対応がきちんとしている」と信じたいところだが、実際のところはやはりどうしても実力、そして時には運という側面の方が強いから、作られた世界をただ見たところで自分の好きな人の性格や内面などは計り知れないのだ。

 

ヲタクは行間を読むとはよく言ったものだが、だからこそアイドル⇔ファンの双方向だけでは計れないものを「第三者」の評価を気にして、それを通じて自分の信念を確固たるものにしようとしたがるものであるのだ。

 

20周年目yearがつい先日過ぎ去り、デビュー20周年を無事迎えたV6は21年目に突入した。CD、DVD、雑誌、テレビ、ラジオ、コンサートツアー...沢山「20年アニバーサリー」という話題に触れる機会が設けられる中、私はメンバー自身が語る20年の想い出以上に、V6と一緒に仕事をしている「第三者」によるV6への祝福の多さに驚きと感動を覚えた。メンバー過半数がお世話になってるチャンネルで年越しのタイミングに姿を見せてもらえるチャンスを与えられ、長年お世話になっている雑誌には大々的に特集を組んでもらい、CDショップでは多くの祝福メッセージが収集され、ベスト盤のDVDの撮影のためには今まで仕事してきた撮影スタッフ陣が喜んで集まり、何度もタッグを組んできた制作陣がコンサートの目玉のメドレーのために短い締切を疎まず急ピッチで期待以上のものを仕上げてき、コンサートではファンを巻き込んでツアースタッフが大掛かりなサプライズを用意し、そしてこの機に際して長年やっていた冠番組がゴールデンの枠を押しのけ復活しそこでもサプライズプレゼントを用意された*2。ほかにも事務所の先輩同期後輩や番組での共演者などなど沢山たくさんの人たちに祝福された例があるがここではもういちいち列挙しないでおく。現在進行形で一緒に働いている人たちだけでなく、今まで関わってきた多くの人たちに6人が祝福されている様子をこの一年間本当にたくさん目の当たりすることができた。

6人が自らを偽り、真実ではないものを私たちに呈示しているなんて端から思っていない。でも、こうやって周囲の皆さんにきちんと今までの仕事や成果を評価してもらっているのを見て感じることができると、やはり6人への愛着がさらに湧くものである。

 

「皆、いい人を好きになったね」。これを言ったのはメンバーの中の一人だけど、でももしかしたら「好きになってくれてありがとう」といった主観的なこと以上に自分の信じているものが確信に変わる気がして嬉しくなるのだろう。私はファン歴がまだまだ浅いにわかだけど、好きになってから色々知っていくうちにやはりそう感じるようになった。

 

いい人を好きになったなぁ。わたし。

 

V6の皆さん20周年本当におめでとうございます。21年目もどうぞよろしく。

 

 

 

 

 

*1:20周年のツアータイトルをどう略すかで結構巷ではいろんな意見があると思うが私はどうしてもラブセンコンと略すのに抵抗感を感じるので勝手にフォエバコンと呼んでる

*2:『愛なんだ』の学校へ行こう特別PVはメンバーもうるうるしてたけど見てるこっちもジーンときた

「幸せ」を難しく考えずに、語りすぎずに~私なりの「自担結婚」の捉え方

ましゃこと福山雅治が結婚した。「日本を誇る最後の黄金独身貴族」と自分でも豪語しており*1、どの「独身ランキング」にも常に上位どころかだいたい1位を占拠し、ファンの人にもそうでもない人にもワイドショーのレポーターにもニュースキャス ターにもほぼ会う人会う人に「結婚しないんですか」「なんで結婚しないんですか」「ゲイなんですか」「I田耕司さんとデキてるんですか」「ヅラなんですか」と 言われ続けたあのましゃが、とうとう2015年の9月28日に46歳で結婚した。奇しくも(?)数年前に井ノ原さんが結婚発表をし(てしまっ)たあのツアー初日コンサートと同じ日付だった。

 

世間一般の反応はさておき、我らBROS.*2の中でも意見が割れているところであろうが、私はなによりもまずは祝福したい。福山さん結婚おめでとうございます。雑誌やラジオで形式的に結婚ビジョンについて語ることはアイドル的扱いをされているシンガーソングライターの宿命だとは思うが、実際ファンの中でも音楽性の転換期と囁かれている2009年発売のアルバム『残響』*3以降、『家族になろうよ』『誕生日には真白な百合を』『Beautiful Life』といった作品が代表するように、福山さん自身も意識的なのか無意識なのか従来の「若々しく激しい恋」というより人生を達観し、家族や結婚を意識するような歌詞の曲が圧倒的に増えたような気がする。だから確かに結婚の相手やタイミングに関しては世間同様驚きを隠せていないが、少なくとも私はあまり意外と感じなかったというか、むしろ「あぁ、機は熟したのだな」という感想で終わった。

 

余談だが28日は図らずもいろんな意外な人からの連絡が多かった。私は兼ねてからジャニヲタしてることは隠れキリシタンばりに特定の友人にしかばらしていない一方で、福山ファンやってることはかなりオープンにしており*4、そのためかこの日は普段あんま連絡取らないような大学の知り合いやバイト仲間等からもLINEで連絡があり、その内容のほとんどが「結婚おめでとう!」という内容だった。私は結婚してないよ!あと一部の人からは「生きてる~?」っていう心配なのか煽りなのかどっちもなのかちょっとよくわからないメッセージも来てたが、既読スルーしたけど生きてるし超元気だよとだけお伝えしたい。

 

 

 

さて、実はこのニュース、私の中では違う意味でホットトピックだった。なぜならついこないだ友人と「自担が結婚したらどうなるか」という話をしたからだ。

なんどでも胸を張って強調したいが私の今の押しはV6の長野さんだ。

 

niwakarain.hatenablog.com

 

 

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セクバニコンのDVDを見せてもらったことがきっかけでグループ全体、そして長野さんに興味を持ち始め、トニミュをきっかけにFCに入ったド新規長野担の私は、去年の11月12日にまず一発喰らうことになった。そう、例の報道である。ハマりたての熱意の中での報道であったこと、お相手が長年ましゃファンやってる人間として考え深かったこと*5、なにより張本人がひっっっっっっっっっっさびさのこうゆう系の報道だったしもともとそういうイメージが薄いこととあって、割とドキドキした記憶がある。といいつつさほど取り乱さなかったのは、主にSNSでフォロワさんたちと報道そのものの中身より撮られた自担のあの奇々怪々な私服及び突っ込みどころ満載の自家用車について茶化せたこと、自担の年齢も結婚適齢期だったこと、そしてなにより熱愛と結婚が決定的に違うことが大きいと思う。前者はフリーだけど後者は「No.1にならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」だからね。

そのあと、今年のGWに東京にいらしたぶい垢のフォロワさんと一緒に遊んだとき、そこで自然と「自担の結婚」という話題について触れる機会があった。でも振り返ってみると自分は今までいろんな沼をフラフラしてきた割には、好きになった人ってのは独身かもしくはとっくのとうに結婚してる人たちばかりであったから、私が好きになっているあいだに自担が結婚する、という経験を実は一度もしたことがないと初めて気づいた。そもそも「自担」と呼ぶほど好きになった人たちなんぞ今までの人生の中では片手で数えられるほどしかいなかったが。

今年は事務所タレも風間くん以来の結婚報道があり*6、TLではちょいちょい「自担結婚」に関する話題を見かけた気がする。特にぶいに関しては井ノ原という前例があるからこそ、結婚そのものについてだけでなく、タイミング、発表形式、そしてそれ以降の事業方針*7についても考慮する人が多かった印象がある。私はまだファンに成りたてなのでパパドル井ノ原という事実をすんなり受け入れられた上にそこそこゲスイ気持ちでたまに朝の番組や雑誌で家庭匂わす発言するのをニヤついて見てたりするわけなのだが*8、当事者(ぶいのファンの皆さん、特に井ノ原担の皆さん)が抱える複雑な心境というのはやはりファンになって色んな人の記憶を文字を通じて追体験してからやっと少々理解できた気がする。そんな矢先のまさかのましゃの結婚だったのだ。

 

自担に抱く感情なんぞ人それぞれで、それこそ両極端にマジ恋ファイブな人もいれば至って淡白さっぱりな人もいるだろう。私は前エントリーでも少し述べたように自担は興味深い観察対象とみなしている節があるため、極端なほどはいかないがどちらかというとさっぱりとした感情で、ただ時にモンペになりながら愛でていると信じているが、それでも今回の結婚は色んなモヤモヤを私の心の中に残すことになった。そして私は気づいた。私はこのモヤモヤをかつて経験したことがあるということを。そう、私の母方のいとこの兄の結婚である。

 

 

大変恐縮だが少しだけ超絶身内な話をさせていただく。

私のいとこ(母の兄弟姉妹の息子)は去年の一月に30代半ばで結婚した。私の母が高齢出産だったことでほかのいとことの年の差がすごいのと、私自身一人っ子で兄弟がおらずいとこたちを兄姉と慕っていたことから、いとこたちからはかなり可愛がってもらっており、仲も一般的によく聞く親戚関係より親しい。特にこの新婚の兄は30代半ばといえどいとこの中では私と一番歳が近く、同じく一人っ子であるため、本当の兄妹のようによく連絡を取り合ったり、休みが重なったときは一緒に国内旅行も行ったことがある。その兄の結婚が、まさに私にモヤモヤをもたらしたのだった。

思い当たる理由を列挙してみる。

①兄がギリギリまで私に教えてくれなかったこと

そうなのだ。上でさんざん私は兄との仲の良さを説明したが、私は二人が結婚式の日程を確定させるまで兄に新しい彼女がいたことや、まして結婚することなど知らなかったのだ。結婚する前の年の3月に私はその当時同居までしていた彼女に浮気され別れた兄とともに京都に傷心旅行に行っていた。しかし話によると6月には今の奥さんに出会い、9月には結婚を決意したそうだ(スピード婚の理由は後述)。私は11月でようやく兄の結婚の話を聴き、「実は兄は私ほど兄妹の絆というものを重要視してなかったのではないか」という失意に飲み込まれた。

②デキ婚だったこと

兄は傷心旅行のあと大学時代の友人たちと飲む機会があり、そこで今の奥さんと知り合ったらしいが、知り合った早々どうやらデキてしまったらしい。結果9月に相手の妊娠が分かり、きちんとけじめをつけるために結婚を決意したそうだ。誤解して欲しくないのは兄は決してモテない。むしろ今の奥さんは2.5人目くらいの彼女で、兄のスペックは30代フツメン理系院卒フリーターだ(った)。兄はそこんとこ奥手でかつ真面目に順序踏む人間だと思っていたのにそんな兄がデキ婚してしまうのは驚き通り過ぎてショックだった。

③兄からの連絡が減ったこと

このとおり、一年もしない間に家族が一人どころか二人増えることになった兄はなによりまず家計を気にしてようやく就活に身をいれ、無事正職についた。しかし結婚資金で生活費がカツカツになったことや、奥さんそして娘っちが出来て仕事に家庭に大忙ししていることから、私との連絡はものすごくと言っていいほど激減した。兄からもなかなか連絡が来ず、こっちも遠慮して連絡していないため、去年なんか3回ほど軽くLINEを交わしたくらいであった。当たり前だけど兄がとても遠く感じてしまい寂しくなった

+α 奥さんがあまり私の好みでなかったこと

書いといてなんだけどめっちゃくちゃ姑臭いな(笑)今回の彼女さんは実質結婚式が初めましての場になったのだが、義姉なりに旦那と親しくしている妹とも仲良くしたいと思ったらしく積極的に式場で話しかけてきて、しかもLINEも半強制的にだが交換させられた。帰宅後も式に来てくれてありがとうこれからよろしく的なメッセージをもらい、本当にそこまでは良かったのだ。しかし!あれからほぼ毎日のようになにかと惚気のようなメッセージが送られてきて、さらに娘が生まれてからは私の姪っ子の写真をひどい時は一日30枚も40枚も送ってきたのだ。それでも最初の頃は私も律儀になるべく時間を開けず返信していたのだが、ある日返事を返したとたんLINE電話をしてきてそこからさらに1時間ほど惚気を聞かされ、それから私はまず通知をミュートした上で、忙しいふりをして(実際いつも暇なわけではないし)夜遅くにまとめて返信するようにした。ぶっちゃけ兄の女性選びのセンスを疑った。

愚痴っぽくなったがそれでも兄がそんな奥さんを好きでいるならそりゃあ仕方ないと思った。しかしここんとこ兄からの愚痴の連絡が増えてきており、私はまたさらにモヤモヤした思いをしている。

 

 

 

 

以上が私の考えるモヤモヤの理由だ。これって自担の結婚に対するモヤモヤにもある程度当てはまるのではないだろうか。

 

モヤさまじゃないけど個人的に今回の福山さんの結婚の一番のモヤモヤポイントは報告形式にある。もっというと「もっと早く直接本人の口から聞きたかった」ということだ。私はこの日たまたま家にいて、休みでテレビでミ●ネ屋を見ていた父が速報を目にし真っ先に私に教えてくれたことから知った。そのあとましゃファンの友人たちに連絡したら、みんなもテレビやネット速報で知ったとのことだった。しかし、後に我々はましゃ本人が一応発表の10分前にBROS.の会員ページで直筆メッセージとファン向けメッセージを掲載していたらしいということを知った。10分前って知らねーよ(笑)報告してくれたのは嬉しいしありがたいけどニュースで「ファンクラブのHPにいち早くメッセージが掲載されたようだ」とか言われてもピンと来なかったし、メッセージに「なにより早く皆さんに伝えたかった」って書いてあっても「あ...10分前っすかそうっすか」って心情になったのでイマイチ納得いけず。ちなみにましゃの東京での育ての親とも言えるアミューズ社の大里会長にもこのメッセージを掲載してからやっと電話して報告したらしく、本人的には一応ファンへが第一報だったらしい*9

そもそも私だけに限らず、「ラジオでの生報告が聞きたかった」というファンは多いだろう。福山さんは今年の3月28日に、23年間パーソナリティを務めてきた深夜の生放送ラジオ番組*10魂のラジオ終了させた。途中休止期間があったにせよ、福山さんがテレビ出演や音楽活動を控えていた時期も終了せず、本人もいたるところで「ラジオこそが自分の生きがいで一番の楽しみ」ののたまっていたことも あって、今までどんな重要発表もラジオが一番早かったし、これからもラジオは福山さん情報発信の場及びファンと交流する場であるとともに、福山さんの身に なにか起きるまでは続いていくものだと信じていたのに、番組終了わずか3ヶ月前の12月6日の魂ラジでそれはいきなり発表された。思えばその次の週で明かさ れた番組終了の理由が「年だから深夜番組はもう眠い」と言われた時から、私のモヤモヤはもうすでに始まっていたのかもしれない。

長年やってきた、しかもFMの方でなくAMラジオ番組の消失は発表の場がひとつ少なくなったことを表しているだけでなく、ファンと直接やり取りする機会がひとつ減ったことも表している。血を分けた兄ほどではないが今まではメールや電話で気軽にましゃと繋がる機会があったのに、その大きなツールがひとつなくなったということで遠い「国民的大スター(自らでも称す)」がさらに体感的に遠くなっていったのだ。前述のように結婚ってどうしても「誰かの所有物になってしまう」という意味合いを感じてしまい*11、見えない分厚い壁を感じるのに、連絡網じゃないけどその橋渡しの役割を本来担うはずであったラジオがないのはファンとしてやはり心残りである。しかもまさかのこのタイミングで福山エンヂニアリング以来のTV冠番組決定とは。2年前だったら純粋に喜んだのかもしれないけどこのタイミングでのこの仕事っていうのはどうしてもその裏の意図を勘ぐりたくなるものだ。多分キャスティングの時点では番組側は報道のこと知らなかったと思うけどね。

 

お相手も有名人の場合、「顔が想像できてしまう」というのも実はモヤモヤポイントなのかもしれない。ゲスい話かもしれんが、やっぱり例えばプライベートっぽい話をインタビューでするときでもラブソングを歌う時でも恋愛シーンを映像で演じても、どうしてもお相手の顔がちらつくし気になってしまう。人間なぞ大概好奇心の塊だから、本人が語らなければ語らないほど想像力と妄想力は働くというか。おかげさまで結婚報道のあとしみじみと『残響』を聞いていたのだが、『今夜君を抱いて』で「おぉ一恵...」ってなった(※多分発売当時まだ付き合ってない)。ちなみに私は個人的にふっきー好きだから「いい嫁さんもらったね」くらいで終わったけど、もし相手方の(リアルでの性格とか人あたりはさておき)パブリックイメージがあまりよくなかった場合「あ、ましゃこーゆーの好きだったんだそっか...」ってまたモヤモヤしてそう。だって自担には女性を見極める目とセンスを持って欲しかったりするんだもん。しかも今の段階じゃ「デキ婚かもしれない」という可能性がまだ0とは断言できないし。

さらにちなむと、今年福山さんはCDデビュー25周年yearを迎えているのだが、本人的には当初「音楽イヤーにしたい。還元したい」といい、実際アルバムツアーがあり、地元に足を運んだり10代限定ライブを試みたりと音楽活動に勤しんでいるのだが、一方で結婚発表やら新しいテレビ番組やらとやはり音楽という軸からしかも結構大々的に逸れることもやってるので、「本音はどうなのよ」と問いただしたいというモヤモヤ感もあるのである。

 

結局、要約するとやはり「自担結婚」に対しての考えはポジティブでもネガティブでもそれはファンのエゴにすぎないということなのだ。ファンが自担にファンを一番に置いて思ってて欲しいと考えて、ファンが自担に社会倫理を守って欲しいと思ってて、ファンが勝手に考える「自担に似合う相手」とくっついて欲しいというだけで、自担がそれらを全うしなければならない契約も義務もどこにもないのである。

ただ、両者の「ファンがお金と時間をつぎ込み、担当が夢を見せる」というショービジネス関係を考慮すると、ファンが求めるものはやはり必ずしもその人の容姿やパフォーマンスだけではなく、やはりその人の人となりやセンス、人によってはプライベートそのものにも及ぶので、魅せる側もやはりある程度それを念頭に置かないと今後のビジネスが展開しづらくなるというリスクが生じる。もっと端的に言ってしまうと自担という存在はただの「自分の周りにいない美しいもの」というだけではなく、時には兄弟のように気にかけたり、時には自分の子供のように保護欲が湧いたり、時には恋人のように胸をときめかせる存在でもあるからこそ、「結婚」というイベントへの対処方法及びアフターフォローというのも考慮しないと、早い話ファンの流失とひどい時にはパブリックイメージの損失にも繋がりうるのである。

結婚するしない・誰とするとかは自由だ。しかし、報告の仕方、つまりリスク対処の策によってはファンと自担というステークホルダー同士の関係性が大いに変化してしまう危険性が常に「結婚」には孕んでいるのかもしれない。*12

 

 

もし自担が結婚するときはどうなるのだろうか。そんなのやっぱり実際発生してみないとわからない。もやもやしない報告方法ってなんなのかもわからない。ただ井ノ原さんの当時の様子をある程度知り、かつ今回の福山さんの結婚を経験したことで、改めて、ファンと担当というのは本当に一筋縄では行かないねじれた関係なんだなぁということを痛感した。

なにを言っても今の私の文章力ではファンのエゴによる自担の結婚発表への上から目線の要望しか書けなくなるのでここで終わらせていただくが、あくまでも個人の独断と偏見なので皆さんはこの文章を読み終わてから私に石を投げないで欲しい。以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:2008年10月31日 OUR MUSIC僕らの音楽出演時、堤真一さんとの対談にて本人談。ちなみにこの数年後まず堤さんが「50歳でゲイになる」前に独身卒業した

*2:福山さんのFC会員

*3:異論は認める

*4:と言っても別にベラベラ公表してるわけではなく、同世代においては比較的マイナーな嗜好であるがために私の知らないところで「にわかあめは福山好き」という噂が一人歩きしてる節はある

*5:詳細はましゃとお相手の名前を検索欄にぶち込んで各自ググってください

*6:太一くんおめでとうございます

*7:要するに既婚ドルの新しいイメージ戦略

*8:こないだ表紙飾ったTV Bros.ではかなりオープンに話してたのも記憶に新しい

*9:2015年10月4日SUZUKI Talking FMにて

*10:たまに録音回あるし近年仕事の繁忙さから録音回が格段に増えてたけど

*11:でもそもそも誰のものでもないんだからおかしな話なんだけどね

*12:私はリス神にめちゃくちゃ毒されているのかもしれない

15/09/20 ラブセンpresents V6 LIVE TOUR 2015 -SINCE 1995~FOREVER- @横浜アリーナ<MC・トーク編>

初めに:

一応メモを持って行ってMCをメモろうかなぁとも思ったのですが、いざコンサートが始まったらどの瞬間の6人も逃したくないという気持ちが一気に高ぶったのでMC含めライブ中は全くメモを取らず、コンサート終わりのカフェでおぼろげな記憶を頼りに半分放心状態になりながら書きなぐったものをそのまままとめております。そのため、誰の発言なのかかなり曖昧な上にそもそも順序や言い回しも全部ニュアンスです。精確さを求める方は回避したほうがいいかもです。それでもよろしければ是非皆様が普段のヲタ活で培った妄想力を惜しみなく発揮しながら軽い気持ちで温かい目で読んでください。

 

 

 

では、セトリのネタバレはツアー終了まで回避しますが以下MCのネタバレになるので取り敢えず畳みます。ちょいちょい筆者のコメント等も入りますすみません。あとMCの内容的にどうしても曲名が出てしまう箇所があるのでそれも嫌な人は避けてください。

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